内容説明
中国空軍の旧式機を一蹴、米陸軍航空隊のＰ‐４０に苦戦しつつも善線健闘。Ｐ‐３８、Ｐ‐５１、相次ぐ新鋭機の出現にも屈しなかった隼戦闘隊の死闘。日本軍を世界一にすると言われた高速戦闘機「鍾馗」と、大東亜決戦機「疾風」。中国大陸の空戦での実戦果は！？日本側はもちろん米陸軍航空隊と中国空軍との空戦ごとの戦果報告と損害記録を対照し、本当の活躍を実証。
目次
飛行８５戦隊―最も長く激しく戦った「鍾馗」戦隊（敵は速い、Ｐ‐４０の上を悠々と回ってる！；新鋭戦闘機「鍾馗」中国の戦線へ；在支米軍基地を強襲、戦果挙がらず；警報、日本軍に新型高速戦闘機出現！ ほか）
飛行第９戦隊―決戦場にやって来た第２の二単部隊（「一号作戦」を目前にした第５航空軍待望の増援部隊；昭和１９年８月、その後の２５戦隊；「Ｂ‐２９殺し戦隊」黄河上空の二式単戦；香港への連続空襲、マスタングとの決戦 ほか）
著者等紹介
梅本弘［ウメモトヒロシ］
１９５８年茨城県生まれ、武蔵野美術大学卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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チャゲシン
1
決戦機と言われ日本最高の戦闘機とも言われた四式戦疾風は、いかに戦ったのか知りたくて。スピナーを赤く塗り赤鼻のエースとして賞金首にもなったという有名な赤松大尉。冒頭であっさり中国側の資料では確認できないとバッサリ。お互い様だが空戦の戦果は自己主張の四割がけ、あるいは十分の一と言ってもいい。恐るべき事実ですな。そして改めてp40のような機体で戦った米材支空軍すごいというか、日本の戦闘機は初めから戦いかたを間違えてたなと感じました2017/09/15
