内容説明
戦史上、初めて100機撃墜を達成し、ドイツ空軍戦闘機隊総監となったヴェルナー・メルダース。彼の名を名誉呼称として授けられた第51戦闘航空団は、騎士十字章を受けた隊員が最も多い部隊となった。栄光から崩壊へ、ドイツ空軍の運命そのままを体験した隊員たちの戦史。バトル・オブ・ブリテン、バルバロッサ、そしてクルスク大会戦西部・東部両戦線で戦ったドイツ空軍名門戦闘機部隊の物語。
目次
1章 航空団の編成と奇妙な戦争
2章 フランス進攻作戦と英国本土航空戦
3章 東部戦線1941‐43年
4章 第2飛行隊1942‐44年
5章 後退が続く東部戦線1943‐45年
6章 後書き―大戦後のメルダースの名の浮き沈み
著者等紹介
ウィール,ジョン[ウィール,ジョン][Weal,John]
英空軍の一員として1950年代末にドイツに勤務して以来、堪能なドイツ語を駆使し、旧ドイツ空軍将兵たちに直接取材を重ねてきた。後に英国の航空誌『Air Enthusiast』のスタッフ画家として数多くのイラストを発表
手島尚[テシマタカシ]
1934年沖縄県南大東島生まれ。1957年、慶應義塾大学経済学部卒業後、日本航空に入社。1994年に退職。1960年代から航空関係の記事を執筆し、翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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