内容説明
爆薬とそれが生み出す“死のエネルギー”に魅せられた著者が、第一次大戦~現代に生み出された「悪魔の機械」=陸戦用武器の用法とその効果を思い入れたっぷりに描いた雑学イラスト集。
目次
第1章 8.8cm対空砲
第2章 火砲の概念
第3章 装甲と砲弾
第4章 成形炸薬弾
第5章 手榴弾
第6章 迫撃砲
第7章 地雷
第8章 Extra
著者等紹介
小林源文[コバヤシモトフミ]
1951年1月28日、福島県生まれ。小学校より東京で育つ。川崎市立工業高校時代にイラストレイターに憧れ、中西立太の門をたたく。卒業後は電機関係の仕事のかたわら劇画、イラストの仕事を手がける。35歳でフリーとなり現在に至る。戦争劇画の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳥山仁@『純粋娯楽創作理論 第二章』発売
1
火砲・手榴弾・地雷などの炸裂兵器類をイラストで紹介した一冊。ドイツ・日本・アメリカの兵器が多いが、その偏りさえ気にならな無ければ値段分の価値が十二分にあると思う。2015/06/16
ロビンP
1
極めてマニアックな炸裂兵器本。小林先生らしく濃い。砲弾の破片分布とか長砲身砲の難しさとか初めて見た。あとサーマルジャケットのくだりは裏とりたいかな。たいがい自衛官に聞いても比較なんてしてないからわからないと言われるけれども。2012/01/08
のらねこ
1
一両数億円の戦車が一発一万円のバズーカ砲に負ける? 現代兵器と爆薬に関する解説書。セブンアンドワイでも取り扱うようになったので掲載。戦車の扱う砲弾の威力と砲身の違いなども詳しく解説。 2007/08/10
hisaos
0
源文先生の弾薬本。これまで近代戦の大砲の弾が着弾時に爆発する仕組みがよく分からなかったが、炸薬が詰まった金属の塊に信管付けてぶっ放してたという至極当たり前な事が豊富なイラストでよくわかった。何気に戦車の話題が多いので、某女子と戦車な映画でいいぞおじさんになった自分としては得るところが多かった。2016/02/07
ゴジラ 芹沢
0
かなりマニアック地雷の設置方法がイラスト付きで書いてあるのは嬉しい2014/07/23