内容説明
第二次大戦中、ドイツ国防軍宣伝中隊(PK)の一員として勤務したF・クロヴスキー氏が戦後、独自の調査でまとめ上げた空軍地上勤務部隊「ヘルマン・ゲーリング戦車師団」の全記録、待望の後編。下巻では連合軍の進攻によってシシリー島からイタリア本土へ撤退した後も、オランダ、ポーランド、オストプロイセンと文字通り東西両戦線で奮戦し、降下戦車師団として敗戦を迎えるまでの足跡を追う。当時の公式書類をはじめ、隊員のメモ、故人の日記のほか、騎士十字章からドイツ黄金十字章まで空軍の戦功勲章受章者リスト(一部写真つき)も掲載。
目次
第7章 イタリア戦線
第8章 「シングル(板葺き屋根)」作戦―アンツィオ‐ネッツーノへの上陸
第9章 降下機甲偵察大隊HG
第10章 ローマを巡る戦闘
第11章 西方の戦局
第12章 東部戦線の戦局―概況
第13章 東部戦線とイタリアでの戦闘
第14章 グラウデンツ橋頭堡
第15章 降下戦車軍団HG
著者等紹介
高橋慶史[タカハシヨシフミ]
1956年、岩手県盛岡市生まれ。慶応義塾大学電気工学部卒業後、ベルリン工科大学エネルギー工学科へ留学。帰国後の1981年から電力会社に勤務。オール電化住宅の普及とIH、エコキュートなどの営業に勤しむ傍ら、第2次大戦を中心としたドイツ・ミリタリー史を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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