出版社内容情報
ドイツ陸軍の第10戦車師団は、最初の動員から全滅に追い込まれるまでの44ヶ月間に、まったく異なる4つの戦域、バラエティに富んだ気象条件のもとで作戦した。つまり、第二次大戦開戦時のポーランド、それに続くフランス、バルバロッサ作戦の発起によるロシア、そして海を渡った北アフリカにも投入されたのだ。本書は全ドイツ軍のなかでも希有と言える運命をたどった第10戦車師団の戦歴を、膨大な記録写真によって描き出している。
内容説明
ドイツ陸軍の第10戦車師団は、最初の動員から全滅に追い込まれるまでの44カ月間に、まったく異なる4つの戦域、バラエティに富んだ気象条件のもとで作戦した。つまり、第二次大戦開戦時のポーランド、それに続くフランス、バルバロッサ作戦の発起によるロシア、そして海を渡った北アフリカにも投入されたのだ。本書は全ドイツ軍のなかでも希有と言える運命をたどった第10戦車師団の戦歴を、膨大な記録写真によって描き出している。モノクロ記録写真720点以上、車両のカラー側面図約90点を収録。
目次
車両の塗装とマーキング
第10戦車師団
動員およびポーランド戦役
フランス戦役
ロシア侵攻
フランスにおける再編
北アフリカ
著者等紹介
ルスタン,ジャン[ルスタン,ジャン][Restayn,Jean]
53歳。パリに生まれる。既婚、娘ひとり。画家。軍事史に特別の興味を持ち、多数の刊行物に数々の記事を執筆しイラストを発表する。このほか異なる出版社から数冊の本を手がけている
山野治夫[ヤマノハルオ]
1964年東京生まれ。子供の頃からタミヤMMシリーズとともに人生を歩み、心も身体もすっかり戦車ファンとなる。編集プロダクションに勤め、PR誌編集のかたわら原稿執筆活動にいそしむ。外国の戦車博物館に出向き、資料収集にも精力的
斎木伸生[サイキノブオ]
1960年12月5日東京生まれ。早稲田大学院法学研究科博士課程修了。外交史と安全保障を研究、ソ連・フィンランド関係とフィンランドの安全保障政策が専門。現在は軍事評論家として取材、執筆活動を行なう。『軍事研究』『丸』『パンツァー』などに寄稿多数。東京都練馬区在住
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