出版社内容情報
1930年代、秘密裏に再軍備を開始したドイツで、新たに編成された戦車師団の中核となったのは、Ⅰ号戦車とⅡ号戦車であった。また、開戦時の電撃戦で、ドイツ機甲部隊の進撃を与えたのは、チェコスロバキア製35(t)38(t)戦車であった。Ⅲ号、Ⅳ号戦車の数がそろわぬ大戦初期にドイツ陸軍機甲部隊の実質的な主力であった軽戦車の戦術、配備状況と、その運用を解説。
内容説明
本書はスペイン内乱への実験的投入から、第二次大戦初期の電撃戦、バルバロッサ作戦までを追い、ドイツ軍軽戦車の実像に迫る。
目次
設計および開発
ドイツ軍の軽戦車
編制
実戦運用
著者等紹介
ペレット,ブライアン[ペレット,ブライアン][Perrett,Bryan]
1934年生まれ。リヴァプール大学を卒業。王国機甲軍団、第17/21槍騎兵、ウエストミンスター竜騎兵、王国戦車連隊勤務。国防義勇軍勲章受賞。フォークランド紛争および湾岸戦争中リヴァプール・エコーの軍事特派員を努める。非常に成功した業績を収めた著述家。既婚でランカッシャー在住
サースン,ピーター[サースン,ピーター][Sarson,Peter]
世界でもっとも経験を積んだミリタリー・アーティストのひとりであり、英国オスプレイ社の出版物に数多くのイラストを発表
ハドラー,テリー[ハドラー,テリー][Hadler,Terry]
装甲車両に強い興味をもち、オスプレイ社の出版物に数多くのイラストを発表し続けている
斎木伸生[サイキノブオ]
1960年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了、博士課程修了。経済学士、法学修士。戦史や安全保障の問題に興味をもち、国際関係論を研究。研究上はフィンランド関係と、フィンランドの安全保障政策が専門。陸海空の軍事・兵器関係、特に戦車に精通
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