出版社内容情報
ドイツ軍のユンカースJu87シュトゥーカ急降下爆撃機は、第二次世界大戦最初の一年間で、もっとも危険な航空兵器であった。Ju87はスペイン内戦に派遣されたコンドル部隊で初めて実戦を経験。第二次世界大戦が勃発すると「空とぶ砲兵」として機甲部隊の要請に常に応じ、敵地上軍を一掃。電撃戦を成功に導くことで、ポーランド、ノルウェー、西部戦線進攻作戦における勝利に貢献した。しかし、栄光の絶頂にあったシュトゥーカ隊が、英国本土上陸作戦に向けてドーヴァー海峡を渡った時、その輝かしい戦歴は終わりを告げることになった・・・。本書は多くの搭乗員の証言を収録して、ドイツ急降下爆撃機の誕生から、シュトゥーカ隊編成の道のり、そして第二次大戦初頭におけるシュトーカ隊編成のみちのりを追う。
内容説明
ドイツ空軍のユンカースJu87シュトゥーカ急降下爆撃機は、第二次大戦最初の1年間で、もっとも危険な航空兵器であった。しかし、栄光の絶頂にあったシュトゥーカ隊が、英国本土上陸作戦に向けてドーヴァー海峡を渡った時、その輝かしい戦歴は終わりを告げることになった…。本書は多くの搭乗員の証言を収録して、ドイツ急降下爆撃機の誕生から、シュトゥーカ隊編成の道のり、そして第二次大戦初頭におけるシュトゥーカ隊の戦歴を追う。
目次
1章 新たな欧州大戦のための準備
2章 電撃戦開始
3章 神話の崩壊
付録(部隊配備一覧;戦闘序列;1940年シュトゥーカ部隊の騎士十字章受勲者)
カラー塗装図
Ju87乗員の軍装
著者等紹介
ウィール,ジョン[ウィール,ジョン][Weal,John]
英国本土航空戦を少年時代に目撃し、ドイツ機に強い関心を抱く。英空軍の一員として1950年代末にドイツに勤務して以来、堪能なドイツ語を駆使し、旧ドイツ空軍将兵たちに直接取材を重ねてきた。後に英国の航空誌『Air Enthusiast』のスタッフ画家として数多くのイラストを発表。ドイツ空軍に関する多数の著作があり、カラーイラストも手がける。夫人はドイツ人
手島尚[テシマタカシ]
1934年沖縄県南大東島生まれ。1957年、慶応義塾大学経済学部卒業後、日本航空に入社。1994年に退職。1960年代から航空関係の記事を執筆し、翻訳も手がける
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