出版社内容情報
38式軽駆逐戦車は、第二次世界大戦中のドイツ装甲車両のなかでも、もっとも有名なものの一つである。38(t)戦車のシャシーに7.5cm対戦車砲を搭載し、遠隔操作式機銃を採用した「ヘッツァー」は、4ヶ月にも満たない記録的な短期間でシリーズ生産に移行。14ヶ月間で2500両以上が作られた。
内容説明
38式軽駆逐戦車は、第二次世界大戦中のドイツ装甲車両のなかでも、もっとも有名なもののひとつである。38(t)戦車のシャシーに7.5cm対戦車砲を搭載し、遠隔操作式機銃を採用した「ヘッツァー」は、4カ月にも満たない記録的な短期間でシリーズ生産に移行。14カ月間で2500両以上が作られた。良好に傾斜した装甲板で構成されたスマートな外観によって、ひと目で見分けることができる本車は、高い可動率に支えられて、大戦末期のドイツ戦車戦力の一翼を担った。戦後の装甲車両に関する多くの専門家の見解によると、数的に勝る米軍のM4中戦車とロシア軍のT‐34戦車に対処するためのドイツ軍の回答が、この軽駆戦車であった。
目次
設計と開発
生産の経過
運用の経過
運用上の特徴
戦闘中の乗員
戦闘行動
派生型
著者等紹介
ドイル,ヒラリー[ドイル,ヒラリー][Doyle,Hilary Louis]
1943年生まれ。AFVに関する数多くの著作を発表。妻と3人の子供とともにダブリンに在住
イェンツ,トム[イェンツ,トム][Jentz,Tom]
1946年生まれ。世界的に支持されているAFV研究家のひとり。妻とふたりの子供とともに、メリーランドに在住
斎木伸生[サイキノブオ]
1960年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了、博士課程修了。経済学士、法学修士。戦史や安全保障の問題に興味をもち、国際関係論を研究。研究上はフィンランド関係と、フィンランドの安全保障政策が専門。陸海空の軍事・兵器関係、特に戦車に精通
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感想・レビュー
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