出版社内容情報
本書は、第二次世界大戦の忘れられた戦場「中国・ビルマ戦域」で戦った米陸軍航空隊、第10航空軍、第14航空軍の選り抜きの戦闘機乗りたちの多彩な物語である。米義勇航空群「フライング・タイガース」を継承し、中国で戦った第23戦闘航空群は、1944年に最初のP-38とP-51が到着するまで、優勢な日本軍に対して、旧式のP-40「ウォーホーク」戦闘機で戦線を持ちこたえた。またビルマに配置されたP-40部隊も空戦の機会がは少なかったものの、戦えば必ず勝利を得、またビルマの日本軍地上部隊に対する対地攻撃にも猛威をふるった。「ウォーホーク」の名は、米国の「中国・ビルマ戦域」での戦争努力と同義語になったのである。日本語版の訳出に当たっては、原書では、ほぼ完全に省かれていた対戦相手の日本側資料との対比を行い、米陸軍航空隊が主張する撃墜戦果に対する裏付け、反証なども整えている。
内容説明
本書は、第二次大戦の忘れられた戦場「中国・ビルマ戦域」で戦った米陸軍航空隊、第10航空軍、第14航空軍の選り抜きの戦闘機乗りたちの多彩な物語である。
目次
1章 中国航空任務部隊
2章 密林の戦闘機隊
3章 中国での戦力強化
4章 長き退却
著者等紹介
モールズワース,カール[モールズワース,カール][Molesworth,Carl]
「American Aviation Historical Society」会員。1980年代から、第二次大戦における中国・ビルマ・インド戦域の米陸軍航空隊の空戦史戦を研究。これまで出版が限られていた同戦域について、当時を戦ったパイロットたちの多くに取材し、米陸軍「第23戦闘航空群」の戦史、中国と米陸軍の混成部隊である「中米混成航空団」の戦史を刊行する
梅本弘[ウメモトヒロシ]
1958年茨城県生まれ。武蔵野美術大学卒業
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roatsu