突撃砲兵〈下〉

突撃砲兵〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784499227766
  • NDC分類 559.4
  • Cコード C0076

出版社内容情報

突撃砲は東部戦線のあらゆる戦闘の焦点に投入され、常に遥かに優勢な敵戦車部隊に立ち向かった。彼らは自身の命を救出する為に全力をつくした。本書は彼らの戦い、苦しみと死を記したものである。

内容説明

1943年末までに約1万3000両、1944年春には2万両の敵戦車を撃破!大戦後半、もはや戦車との兵種の区別に関係なく、突撃砲はあらゆる戦線で火消し役として傑出した働きを示した。本書では、1943年の東部戦線南方軍集団の戦闘から、1944~45年にかけて苛烈さを増す東部、西部戦線における突撃砲旅団最後の戦闘が描かれる。

目次

1943年における南方軍集団
1944年南西への撤退!
1944年東部戦線における中央戦区
1944年東部戦線における南部戦区
西部戦線での戦闘
1945年東部戦線および西部戦線における最終戦
その他の突撃砲旅団

著者等紹介

高橋慶史[タカハシヨシフミ]
1956年岩手県盛岡市生まれ。慶応義塾大学工学部電子工学科卒業後、ベルリン工科大学エネルギー工学科へ留学。終了後の1981年から電力会社に勤務。専門は電化住宅、エコキュート、電機温水器、IHクッキングヒーターなどの普及推進を図る生活エネルギー営業。妻と長男、次男の4人家族
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

24
33 43年から終戦まで。1台1台の戦闘ではドイツの突撃砲の方が戦術・能力では秀でていて1台で10台以上を破壊したりしているのに圧倒的な数の連合軍の攻撃で突撃砲兵隊は摩り潰されるように消耗していく、次々とエースとされる人達が戦死や負傷で消えていく、個人の力ではどうも出来ない戦場の残酷な部分が良く伝わってきます。2021/02/28

Panzer Leader

16
大戦後期になると連合軍に押しに押されて突撃砲旅団は後退-包囲-防衛-撤退-全滅・降伏の繰り返しの戦闘に巻き込まれる。しばしば1個旅団(定数31若しくは45台)で10倍以上の敵戦車を撃破してさえも戦争の趨勢は変えられなかった。アフリカ戦線でも使用されたとか1945年になっても短砲身突撃砲が配備されたりと本書を読んで初めて知ったエピソードも多かった。ドイツのAFV(装甲戦闘車両)の生産台数のほぼ半分を占めた突撃砲は戦争当初から終戦まで歩兵の友ともいえる存在であった。2016/05/22

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