内容説明
第一次世界大戦に勝利を納めた連合軍からUボートを奪い去られた1919年以降、ドイツは過去の大戦で勝利まで自らをあと一歩まで導いた艨艟たちを取り戻そうと決意する。実際、第二次大戦ではほぼ6年もの間、もっとも苛烈でもっとも戦局を左右する戦いが大西洋で行われたのだった。ドイツUボート部隊が、大英帝国の生命をつなぐ補給線を徹底的に締め付けようとしていたのである。本書は初期のドイツ潜水艇から、二度の大戦での活動を経て最後の残存艦が自沈した1940年代後半まで、この「眼下の脅威」を巡る旅へと読者を導くものである。図表、艦型図、エースの物語、および貴重な写真多数を内包した本書は、海軍史研究者や愛好家のための基礎的参考資料である。
目次
第1部 第一次世界大戦―起源
第2部 艦型・兵装・艤装
第3部 作戦
付録 洋上損失艦一覧1939~1945
著者等紹介
ミラー,デヴィッド[ミラー,デヴィッド]
元Jane’s Major Surface Warshipsの編集者。退役軍人。International Defence Reviewへ寄稿の他、30冊以上の著書がある。英国在住
岩重多四郎[イワシゲタシロウ]
1970年7月生まれ。山口県岩国市出身。関西大学文学部卒業
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感想・レビュー
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- 和書
- 帰ってきたぼく。