内容説明
本書はドイツ陸軍が使用した1号、2号戦車および3号戦車の火焔放射型、フランスのシャールB1重戦車を改造したB1(F)火焔放射戦車、3号突撃砲の火焔放射型、中型火焔装甲車(Sd.Kfz.251/16)、38式火焔戦車の開発と運用を追い、戦闘報告を検証。さらにヒットラー直々の発案ながらも、ついに完成しなかったティーガーI火焔放射重戦車の開発経緯を紹介し、第二次大戦ドイツ軍火焔放射戦車の実像に迫る。
目次
設計上の制約条件など
1号戦車
2号戦車(火焔放射型)
B2戦車(火焔放射型)
3号戦車(火焔放射型)
突撃砲1(火焔放射型)―火焔放射型突撃砲
Sd.Kfz.251/16
38式火焔戦車
ティーガー1型
著者等紹介
イェンツ,トム[Jentz,Tom]
1946年生まれ。世界的に支持されているAFV研究家のひとりであり、ヒラリー・ドイルとコンビを組んだ『Encyclopedia of German Tanks』(日本語版『ジャーマン・タンクス』は株式会社大日本絵画より刊行)の著者として、とくに知られている。妻とふたりの子供とともに。メリーランド在住
ドイル,ヒラリー[Doyle,Hilary]
1943年生まれ。AFVに関する数多くの著作を発表。そのなかにはトム・イェンツと共著『ジャーマン・タンクス』も含まれる。妻と3人の子供とともにダブリンに在住
サースン,ピーター[Sarson,Peter]
世界でもっとも経験を積んだミリタリー・アーティストのひとりであり、英国オスプレイ社の出版物に数多くのイラストを発表。細部まで描かれた内部構造図は『世界の戦車イラストレイテッド』シリーズの特徴となっている
富岡吉勝[トミオカヨシカツ]
1944年北海道旭川市生まれ。学生時代から戦車や軍用車両、戦史に興味をもち、現在は精密なスケール模型の設計をする傍ら、戦士の研究、著述および翻訳を続けている。訳書に『ジャーマン・タンクス』『奮戦!第6戦車師団』『パンツァーフォー』『ティーガー・無敵戦車の伝説』『III号突撃砲短砲身型1940-1942』(いずれも大日本絵画刊)などがある
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