出版社内容情報
1968年1月、アメリカ海軍情報収集艦プエブロ号は日本海で行動中突如、北 朝鮮魚雷艇と戦闘機の攻撃を受け、極密文書を満載したま ま北朝鮮に拿捕されてしまった!!北朝鮮の“海賊行為” かアメリカの謀略か今ななお多くの謎に包まれた現代の 巨大ミステリーを、当時の国防長官、プエブロ乗組員など300人以上とのインタビューをもとに撒底解明する海洋ノ ンフィクションの傑作.
内容説明
厳寒の日本海、1968年1月―アメリカ海軍情報収集鑑プエブロ号は、元山沖約16マイルの公海上で、北朝鮮駆潜艇と魚雷艇にとり囲まれ、銃撃されてしまった。応戦か自沈か。満載した機密文書の焼却は間に合うのか。機密電子装置の緊急破壊は可能か。―不意を打たれ、混乱するプエブロ号艦内で、乗員たちは戸惑い、走り、叫び、そして祈った。―ついに、ブッチャー艦長は決断した。日本海で起きた現代のミステリーを、当時の国防長官、プエブロ号乗組員など、関係者300人以上とのインタビューをもとに解明する。海洋ノンフィクションの傑作。
目次
拿捕(ザ・ロンリー・ブルー;何かが狂おうとしている;調査区画に近づくな;他愛もない宣伝さ;ただちに停船せよ;降伏するしかない;面倒なことになりそうだ;プエブロを知っているか;機密文書を燃やせ)
情報収集艦(この計画は失敗だ;ブッチャー鑑長;無線マニア;パワー・ゲーム;まったくのボロ船だ;一般海洋調査船;アジア人こそが脅威だ;人間関係;嫌がらせ;狂った歯車;奴らには捕まらない)
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- 和書
- 民事裁判における人証尋問