出版社内容情報
リアルな現実 本気な現実“独りぼっちになるのが、そんなにこわい? 誰にも相手にされないのが怖いの? そう思っているのはあなただけ 皆んながあなたに気をかけている”ガンダムセンチネル小説版。
内容説明
曖昧なガンダム・シーンに登場しまたたく間に“半オフィシャル”化した、メディアミックス企画『ガンダム・センチネル』。その小説パートが増補完壁愛蔵版として遂に登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
13
ZからZZの僅かな時代の狭間に起きた、地球至上主義の新選組とも言える男たちの反乱を描きながら、このガンダム・センチネルというプロジェクト自体が同時にZ、ZZ的なものへの強烈な反抗意識に貫かれているという強烈な小説。ニュータイプでも子供の可能性でもない、男たちの反骨と継承の物語、フルメタル・ジャケット並の罵詈雑言が飛び交い、主人公も初陣でしょんべんを漏らすような威勢のいいだけのチンピラ、というストーリーに、変形合体機構と性能の当時における一つの極限、ZZ超えを目指したようなスペリオルガンダムの眩いかっこよさ2018/07/11
いきもの
6
小説としては出来が悪いが、模型写真との連動企画の文章を再構成したものだから仕方なしか。それでもセンチネル登場機体のデザインで補われてるので良し。あとがきや解説は昔のオタクやサブカル系の文章って感じがして、さすがにきつい。2023/06/23
ミツ
4
誤植が多く、日本語として間違った言葉の用法が多い。主人公の性格も22歳という設定の割には幼く、魅力がない。 ところどころに見られる世代間の対立と継承の語りも説教臭くて嫌。 でもSガンダムがかっこいいからなんだか全て許せてしまう。 コンソールを大文字と記号で表現してうまく雰囲気を出しているし、ALICEが擬似恋愛を通して悩み独白する様も印象的でいい。 読み物としてこれ単体では微妙な一冊。2009/08/12
longyang
3
小説としてはあまり面白くなかった気がする。ガンダムセンチネル自体小説ベースじゃないので、世界観を補完するメディアの一つとして軽く見るのもいいかなと。
Unkown
2
登場する機体がかっこいい。MSの機能やメカの話が多く、兵器としてのMSを楽しめる。逆に登場キャラクターは少し微妙。元々模型の企画なので機体に力を入れるのは当たり前かもしれないが、もう少しキャラの掘り下げをして欲しかった。 後、個人的にはもっとMk-Vの活躍シーンが欲しかったと思う。2022/08/11
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