感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
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睡眠についてまとめ読みの2冊目。本書では原因精査や睡眠衛生指導といった基本事項を押さえつつ、多くの読者のニーズであろう睡眠薬の使い方案を外来、入院に分けて紹介されており、ありがたや。マ○スリーもデ○スも同列にベンゾジアゼピン受容体作動薬として括り、安易な処方に対して強く警鐘を鳴らす。ベンゾとの付き合い方を全然理解していなかった。主"薬"交代していることに気付かぬまま老害処方を続けるところだった。サラサラと読みやすい一方、論文の引用は一切なくオピニオンとしての記載に留まっている点が医学書としては残念。2022/01/30
young
1
ほんとにミニマムエッセンスで、さっさーっと読むことができた。基本的なスタンスは同じだが、デエビゴ、ベルソムラ推しが強い印象。拠り所をなんらか作りたい医師にはボリュームにしてもピッタリで、参考になるところも多々あった。2022/04/02