出版社内容情報
《内容》 注目すべきトピックを選び，その分野の第一人者が内外の文献を踏まえて最新の進歩を展望する．定評ある年刊書の最新版．
《目次》
I．トピックス
A．消化管
1．炎症性腸疾患 -- 新しい治療の評価と従来治療法における新知見
＜花井洋行 竹内 健 飯田貴之＞…1
2．消化管癌の新しい化学療法 ＜大津 敦＞…20
3．Gastrointestinal stromal tumor（GIST） ＜小野祐子 藤盛孝博＞…27
B．肝・胆・膵
1．肝病態と鉄代謝 ＜宮西浩嗣 加藤淳二 新津洋司郎＞…33
2．生活習慣と肝 ＜柳沼礼子 竹井謙之 佐藤信紘＞…40
3．PanIN分類と膵癌の発生 ＜福嶋敬宜＞…47
C．消化器外科
1．真菌感染症治療の動向 ＜池田真美 菅原寧彦 幕内雅敏＞…54
2．センチネルノードと外科手術 ＜北川雄光 北島政樹＞…62
3．ロボティック・サージェリー ＜掛地吉弘 橋爪 誠＞…69
II．生理と病態
1．消化管ホルモン ＜白鳥敬子＞…77
2．消化管と免疫 ＜金井隆典 渡辺 守＞…83
3．胃分泌機序 ＜島谷智彦 井上正規＞…93
4．胃粘膜防御機構 ＜谷田諭史 城 卓志＞…99
5．消化管運動異常（NUD，IBSを中心に） ＜金子 宏 小長谷敏浩＞…106
6．肝再生 ＜永木正仁 森脇久隆＞…112
7．肝免疫 ＜恩地森一 古川慎哉＞…117
8．肝薬物代謝 ＜岩野俊介 清谷一馬 鎌滝哲也＞…126
9．膵外分泌調節機構 ＜成瀬 達 石黒 洋＞…130
III．診断の動向
1．消化管の内視鏡診断 ＜山崎琢士 田尻久雄＞…135
2．肝画像診断 ＜松井 修＞…141
3．膵胆道疾患の内視鏡診断と画像診断 ＜玉田喜一 菅野健太郎＞…147
IV．治療の動向
1．消化管の内視鏡治療 ＜坂上 隆 三輪洋人＞…152
2．肝細胞癌の局所治療 ＜寺谷卓馬 小俣政男＞…157
3．C型慢性肝炎の治療 ＜平松直樹 林 紀夫＞…162
4．B型慢性肝炎の新しい治療戦略 ＜芥田憲夫 熊田博光＞…168
5．胆，膵の内視鏡治療 ＜真口宏介＞…173
6．消化器臓器（肝・膵・小腸）の移植 ＜赤松延久 菅原寧彦 幕内雅敏＞…178
7．腸疾患の外科的治療 ＜井原 厚 渡邊昌彦＞…185
8．胆道疾患の外科治療 ＜坂田宏樹 幕内雅敏＞…190
9．膵臓疾患の外科的治療
＜宮崎 勝 木村文夫 清水宏明 吉留博之 大塚将之＞…195
10．小児消化器外科 ＜宮野 武 宮野 剛＞…206
11．新しい消化管治療薬 ＜太田慎一＞…211
V．消化管
A．食道疾患
1．食道胃静脈瘤（門脈圧亢進症）
＜熊本正史 江森啓悟 森田幸彦 於保和彦 豊永 純＞…213
B．胃・十二指腸疾患
1．Helicobacter pylori感染 ＜東 健＞…218
2．慢性胃炎
＜平石秀幸 菅家一成 渡辺秀考 米田政志 島田忠人 寺野 彰＞…221
3．消化性潰瘍 ＜三宅一昌 坂本長逸＞…226
4．胃癌 ＜梶山美明 鶴丸昌彦＞…229
C．腸疾患
1．炎症性腸疾患 -- 病態と診断 ＜和田陽子 松井敏幸＞…234
2．大腸ポリープ，ポリポージス ＜坂本直人 寺井 毅 佐藤信紘＞…238
VI．肝臓
1．C型肝炎: ウイルス・病態・診断 ＜小橋春彦 岩崎良章 白鳥康史＞…246
2．B型肝炎: ウイルス・病態・診断 ＜各務伸一 石川哲也 奥村明彦＞…253
3．自己免疫性肝疾患 ＜広石和正 井廻道夫＞…258
4．肝硬変の病態と治療（合併症を含む）
＜三條麻衣 三沢慶子 菅原一彦 河田純男＞…268
5．肝細胞癌の病態と診断 ＜山際 訓 松田康伸 青柳 豊＞…276
6．肝癌の治療 ＜橋本拓哉 幕内雅敏＞…283
7．肝不全 ＜与芝真彰＞…293
8．胆汁うっ滞 ＜上硲俊法 足立幸彦＞…305
9．薬物性肝障害 ＜滝川 一＞…309
10．アルコール性肝障害 ＜川原 弘 高瀬修二郎＞…315
11．代謝性肝疾患 ＜波田壽一 今西宏安＞…319
VII．胆
1．胆嚢炎，胆管炎 ＜杉本真樹 安田秀喜＞…325
2．胆道癌 ＜渡辺五朗＞…330
VIII．膵
1．膵炎 ＜川 茂幸＞…335
2．膵癌 ＜須藤研太郎 山口武人＞…340
