薬剤師国家試験記憶術 〈4〉 日本薬局方

薬剤師国家試験記憶術 〈4〉 日本薬局方

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  • サイズ A3判
  • 商品コード 9784498079083
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 はじめに  本書は医師国家試験・看護婦国家試験においてそれぞれベストセラーを続けている「記憶術シリーズ」の薬剤師版として企画された.  薬剤師国家試験は難易度が高いが,その主たる原因に膨大な数にのぼる薬剤名等の記憶のしにくさがある.いわゆる〔まとめ〕本としての出版物はいずれも要点を示すだけで,理解した後の記憶の便をはかってくれたものは何ひとつない.薬学もどちらかといえば理論により結論が整然と導かれる理論科学ではなく,事実が優先して「知らなくては出来ない」という経験科学の側面が大きい.つまりいくら考えても理論科学のように答えは出てこないのである.ここに必要悪としての丸暗記の必然が生じて来ることになる.そもそも丸暗記は不確実かつ記憶の保持が難しく,古来より幾多の工夫がそれに対してなされてきたが,「ヒトヨヒトヨニヒトミゴロ」「フジサンロクニオームナク」「イヨクニガミエタ」などという語呂合わせやこじつけによる無意味語の有意味語化の工夫は広く一般に知られてきたし,実際この種の記憶法は極めて有効であることは論を待たない.  本書は記憶の立場から薬学にアプローチするという新しい手法で書かれており,如何にして記憶しやすくするかという点を徹底的に追求したものである.「おぼえる」ということを唯一最大の目的としているので,その目的に沿って無意味語の有意味化など視覚を含めた複数の記憶ルートを確立して記憶の正確かつ長時間の保持を容易にするよう可能な限り努力した.記憶の便の為に学問的見地からはやや強引な割り切り方をした部分もあるが,大半はすんなりと受け入れて下さるものと信ずる.また,本書はいわゆる教科書とは全く別のものであるから,単独でなく併用して効果の上がるものである.制作にあたっては本書に類するものが無い為まったくのゼロからスタートせねばならなかったので内容に至らない点があるかもしれないが,そこはこの本の楽しく勇気ある企画に免じて許していただきたい.本書が読者諸氏の薬学知識習得に少しでも役立てれば苦労も報われようというものである.是非御活用をお願いする. 平成五年秋 こくしおぼえかた研究会    《目次》 目次 通則 日本薬局方医薬品の正式名称 1 アスピリンの別名 2 レチノールの別名 3 チアミンとリボフラビン 4 ピリドキシンの別名 5 シアノコバラミンの別名 6 アスコルビン酸の別名 7 コレカルシフェロールとエルゴカルシフェロールの別名 8 トコフェロールの別名 9 センブリの別名 10 フェノールの別名 11 D-ソルビトールの別名 12 三酸化ヒ素の別名 13 日局医薬品の適否の基準となる性状等 14 「 」と( ) 16 MHZ 17 mOsm 18 比率 19 核磁気共鳴スペクトル測定法とppm 20 医薬品の力価の単位 21 標準温度・常温・室温・微温 22 冷所 24 冷水・微温湯・温湯・熱湯・加熱した熱溶媒等 25 滴数 26 減圧 28 液性 29 医薬品の試験に用いる水 30 溶液 31 溶液及び混液組成 32 「精密に量る」と「正確に量る」 34 試験温度と結果の観察 36 「直ちに」とは? 38 色調・透明性・蛍光の観察の背景 40 においの試験法 42 溶解性の試験法 44 溶媒中に溶ける・混和するとは? 45 恒量 46 「約」とは±何%? 48 単にある%以上という場合の上限 49 日本薬局法規定試験法に代わる方法 50 生物学的試験法の変更 51 容器とせん・ふたの関係 52 密閉容器・気密容器・密封容器 54 表示 56 製剤総則 製剤の含量規定 57 製法操作の細目の変更 58 添加物について 59 製剤に使用する植物油 60 製剤の保存温度 61 エキス剤 62 流エキス剤 63 チンキ剤 64 酒精剤 65 エリキシル剤 66 芳香水剤 67 丸剤の重量 68 粒度の試験 69 崩壊試験法と溶出試験法 70 重量偏差試験法 72 重金属試験法 74 金属製異物試験法 75 無菌試験法 76 不溶性異物検査法 77 懸濁性注射液と乳濁性注射液の粒子 78 懸濁性点眼剤と眼軟膏の粒子 79 一般試験法 屈折率測定法 80 右旋性と左旋性における表示 81 旋光度測定法 82 粘度測定法 84 ph測定法 85 アンモニウム試験法 86 塩化物試験法 87 重金属試験法 88 鉄試験法 89 ヒ素試験法 90 メタノール試験法 91 硫酸塩試験法 92 硫酸呈色試験法 93 鉱油試験法 94 酸素フラスコ燃焼法 96 窒素定量法 97 エステル価 98 ヨウ素価 99 炎色反応試験法 100 Lambert-Beerの法則 101 比吸光度 102 吸光度測定法の光源 104 蛍光分光光度計の光源 105 蛍光極大波長と励起極大波長 106 蛍光強度 107 容量分析用標準液の規定係数の範囲 108 赤外吸収スペクトル測定法 109 アミノ酸クロマトグラフ法 110 液体およびガスクロマトグラフ法 111 半値幅法 112 内標準法 113 クロマトグラフ法の温度と保持時間 114 水素炎イオン化検出器 115 エンドトキシン試験法 116 発熱性物質試験法に用いる試験動物 117 細菌試験と真菌試験の培養日数 118 細菌試験と真菌試験の培地 119 水分定量法 120 放射線法 121 含量均一試験法 122 直径20.0mm以上の大きさの製剤 123 崩壊試験法と顆粒とふるいの関係 124 乾燥減量試験法 125 強熱減量試験法と強熱残分試験法 126 定量分析 ヨウ素の定量法 129 ヨウ化カリウムの定量法 130 硫酸銅の定量法 131 クエン酸の定量法 132 アスピリンの定量法 133 l-メントールの定量法 134 アスコルビン酸の定量法 135 硝酸銀の定量法 136 ブロムワレリル尿素の定量法 137 クロルプロマジンの定量法 138 塩酸ヒドララジンの定量法 139 D-ソルビトールの定量法 140 D-マンニトールの定量法 141 フェニレフリンの定量法 142 カフェインの定量法 143 過マンガン酸カリウムの定量法 144 イソソルビドの定量法 146 塩酸プロカインの定量法 147 水酸化ナトリウムの定量法 148 安息香酸ナトリウムの定量法 149 安息香酸ベンジルの定量法 150 ホウ酸の定量法 151 乾燥水酸化アルミニウムゲルの定量法 152 硫酸亜鉛の定量法 153 リボフラビンの定量法 154 オキシトシン注射液の定量法 155 定性反応 サリチル酸塩+ソーダ石灰 157 第二銅塩+硫化ナトリウム 158 第二水銀塩+硫化ナトリウム 159 亜鉛塩+硫化ナトリウム 160 亜鉛塩+フェロシアン化カリウム 161 第二銅塩+フェロシアン化カリウム 162 第二鉄塩+フェロシアン化カリウム 163 リン酸塩+硝酸銀 164 チオ硫酸塩+硝酸銀 165 チオ硫酸塩+希塩酸 166 チオ硫酸塩+ヨウ素 167 炭酸水素塩の定性反応 168 臭化物の定性反応 169 フッ化物の定性反応 170 ホウ酸塩の定性反応 171 フェロシアン化物の定性反応 172 亜硝酸塩の定性反応 173 乳酸塩の定性反応 174 シュウ酸塩の定性反応 175 チオシアン酸塩の定性反応 176 過マンガン塩の定性反応 177 リチウム塩の炎色反応 178 バリウム塩の炎色反応 179 カリウム塩の炎色反応 180 カルシウム塩の炎色反応 181 重クロム酸塩の溶液の色 182 確認試験 塩酸ヒドララジンの確認試験 183 塩酸エフェドリンの確認試験 184 L-フェニルアラニンの確認試験 186 L-イソロイシンの確認試験 187 塩化第二鉄反応 188 2,6-ジブロムキノンクロルイミド 189 ライネッケ塩試液 190 アンチピリンのニトソロ化 191 アクロレイン臭 192 銀鏡反応 194 アンモニア水+塩酸 196 光学活性体とラセミ体 197 ジアゾカップリング反応 198 純度試験 アスピリンの純度試験 200 フェナセチンの純度試験 202 アセトアミノフェンの純度試験 204 グルコン酸カルシウムの純度試験 205 ブドウ糖の純度試験 206 ブドウ糖注射液の純度試験 207 トラザミドの純度試験 208 コルヒチンの純度試験 209 メチル硫酸ネオスチグミンの純度試験 210 抱水クロラールの純度試験 211 ジフェンヒドラミンの純度試験 212 クロフィブラートの純度試験 213 イソニアジドの純度試験 214 塩酸フェニレフリンの純度試験 215 D-ソルビトールの純度試験 216 ハロタンの純度試験 217 臭化プロパンテリンの純度試験 218 エテンザミドの純度試験 219 ヒヨスチアミンの混在 220 水銀の混在 221 ヨウ化物の混在 222 塩化物の混在 223 ジギトニンの混在 224 カリウムの混在 225 シアンの混在 226 鉄の混在 228 ニッケルの混在 230 バリウムの混在 231 臭素酸塩の混在 232 モルヒネの混在 234 硫化物の混在 235 酸・アルカリの試験 236 生薬学 生薬の乾燥温度 237 生薬の基原 238 生薬と賦形剤 239 精油含量の測定 240 精油含量が規定されている生薬 241 生薬の薬用部位 242 生薬の漢字名称 243 サポニン 244 カンゾウ 246 ジギタリスの基原植物 247 ニンヒドリン反応 248 ドラーゲンドルフ試液 249 アミグダリンの加水分解 250 フラバノン 251 タンニンの検出 252 アントラキノン類 253 ケイヒと石細胞 254

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