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内容説明
めまいをめぐる時空の旅へ。めまい平衡医学を解き明かす、ちょっと変わった入門書ができました!
目次
1 めまいの源流(「めまい」は人間の苦痛の代表的なものの一つである―ギリシア神話イクシオンの話:『変身物語』から‐「めまい」の分類について;最も古い「めまい」の記述は?その疾患は?―カッバドキアのアレテウスの著作と中国の『黄帝内経』‐めまいの責任病巣はどこと考えられていたか?;直立二足歩行の発達と衰え―スフィンクスの謎かけの話『ギリシア神話』‐姿勢・歩行・平衡機能の発達と老化 ほか)
2 めまい平衡医学者列伝(Antonio Scarpa(1752‐1832)―末梢前庭系の解剖学の祖
Jean Pierre Flourens(1794‐1863)―半規管生理学の始祖
Prosper Meni`ere(1799‐1862)―めまいは耳の病気で起こる‐神経耳科学の源流 ほか)
3 文学・芸術作品とめまい(耳に毒薬?『ハムレット』シェークスピア―鼓室内注入療法とメニエール病;『インフェルノ』と『ロミオとジュリエット』におけるめまい―良性発生性頭位めまい症の原因と治療;ヒッチコックの『Vertigo』―高所性めまいについて ほか)
著者等紹介
室伏利久[ムロフシトシヒサ]
帝京大学医学部附属溝口病院耳鼻咽喉科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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