内容説明
絶望の淵に立ち尽くす人が、こころの元気と自らの生きる力を取り戻すのに必要な「わたしを支えてくれる何か」を、その人に寄り添い、共に探す―それが「スピリチュアルケア」です。からだのケアのプロフェッショナルである医療者の方々にこそ知っていただきたい、「こころのケアの処方箋」がここにあります。
目次
0章 私の歩み―誕生から東日本大震災まで
1章 臨床宗教師のモデル
2章 生活の中にある心のケア
3章 スピリチュアルケア
4章 宗教的資源を活用したケア
5章 臨床宗教師の可能性
6章 臨床宗教師の資質
著者等紹介
谷山洋三[タニヤマヨウゾウ]
1972年金沢市生まれ。1994年東北大学文学部卒業。1996年東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2000年東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。長岡西病院ビハーラ病棟ビハーラ僧。2003年四天王寺国際仏教大学専任講師。2008年四天王寺大学准教授。2009年聖トマス大学准教授・日本グリーフケア研究所主任研究員。2010年上智大学特任准教授・グリーフケア研究所主任研究員。2012年東北大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。