出版社内容情報
《内容》 平易な入門書として幅広い層に親しまれ増刷を重ねている書である.見開き右頁に心電図・模式図,左頁はその説明を専門家と初学者との問答形式で示し,あたかも熟達した経験者から個人教授をうけているような雰囲気で,心電図のABCから実例の判読までが習得できるよう解説している. 《目次》 目次§1.予備知識 A.心電図のとりかた 2 B.誘導法 2 1)標準肢誘導 2 2)単極誘導 4 a)単極胸部誘導 4 b)単極肢誘導 6 c)その他の単極誘導 6 C.心臓の電気生理 8§2.正常心電図 A.波形の名前 12 B.波形の測りかた 14 C.QRSの形の表わしかた 16 D.正常値 18 E.位置の変化 20 F.単極胸部誘導 24 右胸心 30§3.Pの変化 A.僧帽性P 32 B.肺性P 36 C.Pの逆転 38 1)P Iの逆転 38 2)P I,IIIの逆転 3)P IIIの逆転 40 4)心房性および房室接合部性期外収縮 42 D.Pのみえない心電図 48 1)洞房ブロック 48 2)洞機能不全症候群 50 3)房室接合部性期外収縮と房室接合部補充調律 52 4)心房細動 54 5)心房粗動 56§4.PQの変化 A.PQの延長 58 1)第1度房室ブロック 58 2)第2度房室ブロック(不完全房室ブロック) 58 B.PQの短縮 64 1)WPW症候群 64 2)LOWN-GANONG-LEVINE症候群 66 3)完全房室ブロック(第3度房室ブロック) 68§5.QRSの変化 A.深いQ 70 心筋梗塞 70 B.大きいQRS 78 1)左室肥大 78 2)両室肥大 86 C.小さいQRS(低電位差) 88 D.幅の広いQRS 90 1)右脚ブロック 90 2)左脚ブロック 96 3)WPW型心電図 98 4)左室肥大 102 5)ペースメーカー調律 104 6)心室性期外収縮 106 E.QRSの分裂・結節 110 1)不完全右脚ブロック 110 2)その他 112 F.右胸部誘導で上向きQRS 114 1)右室肥大 114 2)高位後壁梗塞 118 G.左側胸部誘導でrS型を示すもの 122§6.ST-Tの変化 A.ST低下 124 1)肥大・脚ブロック・期外収縮 124 2)一次性の変化 126 3)ジギタリスの影響 136 4)低カリウム血症 138 5)ST低下心電図のまとめ 142 B.ST上昇 146 1)V1,2の正常の上昇 146 2)心室肥大・脚ブロック・心室性期外収縮 148 3)心筋梗塞 150 4)心膜炎 168 C.T平低 170 D.T陰性 172 1)心室肥大・脚ブロック・心室性期外収縮 172 2)心筋障害 174 3)冠性T 176 E.高いT 178 1)不明の増高 178 2)高カリウム血症 178 F.U波 180§7.QTの変化 182 A.QT延長 184 B.QT短縮 186§8.RR間隔の変化 A.整脈 188 1)洞性頻脈 188 2)洞性徐脈 190 3)完全房室ブロック 192 4)房室接合部性調律 194 5)房室解離 196 6)副収縮 198 7)発作性心臓頻拍 200 a)発作性上室性頻拍 200 b)発作性心室性頻拍 205 B.不整脈 208 1)洞性不整脈 210 2)期外収縮 210 a)心房性期外収縮 212 b)房室接合部性期外収縮 216 c)心室性期外収縮 216 3)心房細動 218 4)心房粗動・不純粗動 220 5)心室細動 222 6)二束ブロックと三束ブロック 222§9.ヒス束心電図 232 付)QT時間を算定するグラフ 236 二階段試験の運動回数(MASTER) 237索引 238
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