内容説明
初期研修医から指導医まで“病棟回診”に携わるすべてのスタッフに役立つ全科共通の必読書!
目次
1 全科共通 回診の基本と極意(はじめて患者を受け持ったら;入院時診療録を書く;上手な病歴聴取とは ほか)
2 内科コモン疾患の入院後の診かた(肺炎患者の入院後の診かた;尿路感染患者の入院後の診かた;敗血症患者の入院後の診かた ほか)
3 教育回診の心得と極意(教育回診 症例の選び方;教育回診 準備と進め方;教育回診 プレゼンテーション用スライドの作成 ほか)
著者等紹介
西口翔[ニシグチショウ]
2007年富山医科薬科大学医学部卒業。2008年湘南鎌倉総合病院にて教育専任医師ジョエル・ブランチ先生に指導を受ける。2017年葉山ハートセンター内科。2020年湘南鎌倉総合病院総合内科。日本内科学会総合内科専門医、医学博士
ブランチ,ジョエル[ブランチ,ジョエル] [Branch,Joel]
1993年ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン・メディカルスクール。2006年湘南鎌倉総合病院総合内科。専門分野:一般内科、糖尿病、内分泌。臨床教育医師(部長)として湘南鎌倉総合病院だけでなく、全国の徳洲会病院を訪問して指導している。主な教育内容は、病歴聴取能力の開発、身体検査、医療技術や臨床検査の適切な使用、エビデンスに基づいた医療、ポリファーマシー、緩和ケア、倫理など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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young
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医学生の臨床実習用の資料作成のために読了。初期研修医さあ病棟マネジメントやるぞ!という時に非常にわかりやすい本。自分が初期のころはこういうのは全部耳学問だったので、明文化されて深く学ぶのにとてもいい本だろう。 教育回診への準備なども書かれているのも初期向けとしてとても良い着眼点だと思う。2021/05/05
とある内科医
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診療の基本となるマインドセットについて、総論部分で丁寧に書かれており、良い本。 過去にアメリカ人医師から、自分自身が学んだ内容と重なることも多く、共感しながら一気読み。2021/02/11