実践内科臨床指針 - 沖縄県立中部病院

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  • サイズ B6判/ページ数 832p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784498020481
  • NDC分類 493

出版社内容情報

《内容》 本書は,卒後研修に35年の実績を持ち,研修必修化を契機としてつとにその研修教育が評価されている沖縄県立中部病院で,日々実践的に診療に供されている内科的知識と診断指針を収載したものである.
即戦力として活用できる実践のための内科書を目標に総合的な内科診療に必要とされる事項を具体的かつコンパクトに記載した.
研修病院における指導医と研修医のためのテキストとしてまた多くの内科臨床医のための実地診療指針として広く役立つハンドブックである.
序文
監修者:院長 宮城征四郎
 今,本邦では卒後臨床教育改革で医療界が大いに揺れている.
 平成16年から開始予定の研修必修化がその引き金になっている事は論を待たないが,以前から日本における臓器別専門家志向の医局型臨床教育システムには批判が強く,全人的医療で患者さんに対応する総合的内科診療教育の補足が求められていた.
 今回の厚生労働省による研修必修化はその批判に応える形で,初期研修2年間は可及的に学外の研修施設において,プライマリケアを中心としたオールラウンドの研修を義務付けるというものである.
 内科,外科,救急科(麻酔を含む)を基本とし,小児科,産婦人科,地域医療,精神科を必修科目として,志向する将来の専門科目には初期研修中には選択期間のみが当てがわれるというスーパーローテーションによるカリキュラムが一応の目安として提示されている.特に内科は基本科目の中でも,最も大きな重きを置かれ,6ヶ月の研修期間が望ましいとされた.
 本書が計画されたのは数年も前に遡るが,あたかも今日推奨されている内科研修カリキュラムを予想したかの様な時宜を得た内容が盛り込まれる結果となっている.
 卒後臨床研修では過去35年の実績を持ち,研修必修化を契機として,つとにその存在が取り沙汰される本院で,現実に日々実践的に診療に供されている内科的知識と診療指針がここに収録されている.
 特に内科各分野における「生命徴候の解釈法」は,プライマリケアの本質的な診療基本であり,生命徴候を臨床病態的に説明する事こそが正確な病態把握の緒である.
本書の特徴は即戦力として活用できる実践内科書である点にあり,また,文献を渉猟して書き上げられた難解な理論書では無いという事に有る.
 内科御開業の諸先生はもとより,救急内科医,研修病院における指導医と研修医が手軽に参考にするテキストとしては恰好な指針に出来上がっているのではないかと自負しており,多くの方々にとってさまざまな診療場面の参考に資する事を願っている.
しかし,このような診療指針にはつねに「完璧」と言う事は有り得ず,幾許かの「欠陥」は付き物であり,読者諸賢の鋭い御批判と御指摘,御指導を経て改善するものと理解している.
 この指針をさらにより良くして行く為にも,是非,忌憚の無い幅広い御意見を御期待申し上げている.
  平成15年1月吉日
    校正:内科医長 徳田安春(編集者)
    

《目次》
第1章 基本的内科診断学   <徳田安春>
 1.病歴聴取の基礎
 2.主訴別にみた内科疾患鑑別のポイント
 3.一目でわかる内科疾患にはどんなものがあるか
 4.身体所見でどこまでわかる(専門別診察法の留意点)
 5.優先順位を重視した臨床検査の組み立て方
第2章 内科救急対処の実際
A.バイタルサインの解釈法   <徳田安春>
 1.血圧
 2.脈拍(心拍数)
 3.呼吸
 4.体温
B.救急患者の全身管理と支持療法
 1.循環・呼吸管理   <仲本昌一>
 2.補液・電解質   <上原 元>
 3.酸塩基平衡その他   <上原 元>
C.病態と症候
 1.心停止と心肺蘇生術の基本   <仲里信彦>
 2.ショック   <仲本昌一>
 3.敗血症   <喜舎場朝和>
 4.アナフィラキシー   <仲里信彦>
 5.不整脈   <平田一仁>
 6.急性心不全   <安里浩亮>
 7.急性呼吸不全   <宮城征四郎>
 8.急性腎不全   <上原 元>
 9.急性消化管出血   <菊地 馨>
 10.大量喀血   <宮城征四郎>
 11.意識障害(脳血管障害,代謝性薬物中毒など)   <西平竹夫>
 12.痙攣発作   <西平竹夫>
 13.急性中毒   <仲本昌一>
 14.急性感染性下痢   <遠藤和郎>
 15.急性呼吸困難   <松本 強>
 16.頭痛   <西平竹夫>
 17.喘鳴性呼吸困難   <当銘正彦>
 18.胸痛   <安里浩亮>
 19.急性腹症   <仲里信彦>
 20.眩暈   <西平竹夫>
 21.急性筋力低下   <西平竹夫>
 22.発熱   <遠藤和郎>
 23.激しい悪心・嘔吐   <仲里信彦>
 24.心タンポナーデ   <久島昌弘>
 25.急性大動脈解離   <平田一仁>
第3章 内科慢性患者取り扱い上の基本
 1.患者医師関係   <徳田安春>
 2.外来診療の留意点   <徳田安春>
 3.患者入退院の基準   <徳田安春>
 4.基礎疾患以外の予防医学的アプローチ   <徳田安春>
 5.カルテの記載法と整理法   <上地 襄>
第4章 基本的検査手技とその評価
 1.検尿および沈渣の顕鏡   <上原 元>
 2.血液培養   <喜舎場朝和>
 3.体腔穿刺法
  a.胸腔穿刺   <喜屋武幸男>
  b.腹腔穿刺   <宮城政剛>
  c.心嚢穿刺   <久島昌弘>
  d.関節内穿刺法   <親川 勝>
  e.腰椎穿刺   <遠藤和郎>
 4.塗抹検査法(グラム染色など)   <喜舎場朝和>
 5.末梢血および骨髄塗抹標本検査   <池原 修>
 6.動脈血ガス分析   <宮城征四郎>
 7.心電図   <平田一仁>
 8.単純X線写真   <安谷 正>
 9.超音波検査法
  a.心臓超音波検査   <久島昌弘>
  b.食道心超音波検査   <久島昌弘>
  c.腹部超音波検査法   <安谷 正>
  d.胸腔   <安谷 正>
 10.CT検査   <安谷 正>
 11.核医学検査   <安谷 正>
 12.MRI検査   <安谷 正>
 13.Swan-Ganzカテーテル法   <安里浩亮>
 14.上部・下部消化管造影法   <慶田喜秀>
 15.排泄性腎孟造影   <新垣義孝>
第5章 基本的治療手技の実際と留意点
 1.導尿   <立松充好>
 2.血管確保と輸液   <立松充好>
 3.N/Gチューブの使用法   <菊地 馨>
 4.酸素療法   <玉城 仁>
 5.気管確保と人工換気   <宮城征四郎>
 6.DCショック   <平田一仁>
 7.中心静脈確保   <立松充好>
 8.高カロリ-輸液法と経腸栄養法   <宮城正典>
 9.薬物中毒胃洗浄法   <仲本昌一>
 10.人為的排痰法   <宮城征四郎>
 11.体腔ドレナージ
  a.胸腔ドレナージ   <大滝美浩>
  b.心嚢ドレナージ   <久島昌浩>
  c.腹腔ドレナージ   <宮城政剛>
 12.S-Bチューブの使用法   <菊地 馨>
 13.輸血および血管製剤の使い方   <池原 修>
第6章 薬物療法の基本と留意点
 1.薬物処方の基本   <徳田安春>
 2.抗菌薬の使い方   <喜舎場朝和>
 3.感冒薬の使い方   <宮城征四郎>
 4.ステロイド薬の使い方   <宮里不二彦>
 5.吸入薬の使い方   <宮城征四郎>
 6.抗不整脈剤の使い方   <平田一仁>
 7.抗腫瘍剤の使い方   <池原 修>
 8.降圧薬の使い方   <潮平芳樹>
 9.非ステロイド系消炎鎮痛薬の使い方   <潮平芳樹>
 10.抗潰瘍薬   <慶田喜秀>
 11.抗痙攣薬   <西平竹夫>
 12.鉄剤の使い方   <池原 修>
 13.強心薬の使い方   <安里浩亮>
 14.緩下剤,止痢薬   <慶田喜秀>
 15.塗布薬の使い方   <黒川基樹>
 16.向精神薬の使い方   <伊波久光>
第7章 ICUケアの実際   <大滝美浩>
 1.ICU収容の適応
 2.ICUケアの利点と欠点
 3.モニタリングの実際
 4.ICU退室基準
第8章 専門的診断・治療手技の適応と合併症
A.検査手技
 1.上・下部消化管内視鏡検査   <慶田喜秀>
 2.各種臓器生検法
  a.肝生検   <慶田喜秀>
  b.胸膜   <宮城征四郎>
  c.肺   <宮城征四郎>
  d.腎生検   <上原 元>
  e.神経・筋バイオプシー   <西平竹夫>
  f.心内膜心筋生検   <安里浩亮>
 3.筋電図,神経伝導速度   <西平竹夫>
 4.経皮的経肝胆道造影(PTC)   <宮城政剛>
 5.心臓カテーテル検査   <安里浩亮>
 6.気道過敏性試験   <喜屋武幸男>
 7.運動負荷試験   <久島昌弘>
B.治療手技
 1.内視鏡的上部消化管止血法   <菊地 馨>
 2.経皮経肝胆道ドレナージ(PTCD)   <宮城政剛>
 3.経皮的冠動脈形成術(PTCA)   <安里浩亮>
 4.Interventional Radiology   <安谷 正>
 5.IABP   <平田一仁>
 6.人工透析   <上原 元>
 7.Bronchial balloon tamponade   <喜屋武幸男>
 8.一時的ペースメーカー   <久島昌弘>
 9.在宅酸素療法(HOT)   <宮城征四郎>
 10.胸膜癒着術   <喜屋武幸男>
第9章 専門分化領域におけるCommon Diseases
A.呼吸器
 1.問診   <宮城征四郎>
 2.肺機能検査   <松本 強>
 3.かぜ症候群,上気管炎   <松本 強>
 4.慢性呼吸不全   <宮城征四郎>
 5.肺性心   <宮城征四郎>
 6.喘息   <宮城征四郎>
 7.妊娠と気管支喘息   <宮城征四郎>
 8.ARDS   <宮城征四郎>
 9.COPD   <宮城征四郎>
 10.肺炎   <当銘正彦>
 11.気胸   <松本 強>
 12.間質性肺疾患   <当銘正彦>
 13.肺塞栓   <松本 強>
 14.肺腫瘍   <喜屋武幸男>
 15.気管支拡張症   <当銘正彦>
 16.肺結核   <当銘正彦>
 17.胸水   <喜屋武幸男>
B.循環器
 1.循環器特有の問診,理学所見   <平田一仁>
 2.基本的検査法とその評価   <安里浩亮>
 3.高血圧   <久島昌弘>
 4.不整脈   <平田一仁>
 5.虚血性心疾患   <安里浩亮>
 6.心不全   <安里浩亮>
 7.先天性心疾患   <安里浩亮>
 8.リウマチ性心疾患   <久島昌弘>
 9.急性心筋症   <安里浩亮>
 10.心筋症   <平田一仁>
 11.心外膜症   <久島昌弘>
 12.妊娠と心疾患   <安里浩亮>
C.消化器
 1.消化器特有の問診,理学所見   <慶田喜秀>
 2.基本的検査法とその評価   <慶田喜秀>
 3.便秘   <慶田喜秀>
 4.食道疾患   <慶田喜秀>
 5.消化性潰瘍   <慶田喜秀>
 6.炎症性腸疾患   <慶田喜秀>
 7.肝道系疾患   <菊地 馨>
 8.肝疾患   <菊地 馨>
 9.肝炎(急性・慢性)   <菊地 馨>
 10.肝硬変   <菊地 馨>
 11.消化器腫瘍   <慶田喜秀>
 12.膵炎   <宮城政剛>
 13.鼓室性腸疾患   <慶田喜秀>
 14.腹腔内感染症   <慶田喜秀>
D.神 経   <豊永一隆>
 1.神経疾患特有の問診および理学所見
 2.基本的検査法とその評価
 3.しびれ
 4.脳血管障害
 5.変性疾患(パーキンソン病)
 6.神経腫瘍
 7.脳症
 8.ギラン-バレー症候群および類似の症状を呈する疾患
 9.脳血管障害のリハビリテーション
E.感染症
 1.感染症特有の問診と診察   <喜舎場朝和>
 2.基本的検査法   <喜舎場朝和>
 3.臓器別感染症
  a.尿路感染症   <喜舎場朝和>
  b.丹毒・蜂巣炎,筋膜炎・筋炎   <喜舎場朝和>
  c.褥瘡   <喜舎場朝和>
  d.梅毒(STS+)   <喜舎場朝和>
  e.リンパ節炎   <喜舎場朝和>
  f.髄膜炎   <喜舎場朝和>
  g.心内膜炎   <喜舎場朝和>
  h.不明熱   <喜舎場朝和>
  i.原因不明の発熱   <喜舎場朝和>
  j.脳膿瘍   <岡田純一郎>
 4.起炎微生物別感染症   <遠藤和郎>
 5.院内感染症   <遠藤和郎>
F.血 液   <池原 修>
 1.血液疾患特有の問診,理学的所見
 2.基本的検査法とその解釈
 3.貧血
 4.悪性血液疾患
 5.凝固異常
 6.ヘモグロビン尿症
 7.白血球減少症
 8.AIDS(後天性免疫不全症候群)
 9.サイトメガロウイルス(CMV)感染症
 10.ミオグロビン血症
 11.メトヘモグロビン血症,その他
 12.妊娠と血液疾患
G.内分泌,代謝疾患   <佐久田朝功>
 1.内分泌系特有の問診,理学所見
 2.スクリーニング検査
 3.負荷試験
 4.下垂体後葉機能検査
 5.下垂体前葉疾患
 6.甲状腺疾患
 7.糖尿病
 8.副腎疾患
H.腎 臓
 1.腎臓系特有の問診理学的所見   <上原 元>
 2.基本的検査法とその評価   <上原 元>
 3.慢性腎不全   <上原 元>
 4.糸球体腎炎   <潮平芳樹>
 5.ネフローゼ症候群   <上原 元>
 6.慢性電解質異常   <上原 元>
 7.慢性酸塩基平衡異常   <上原 元>
 8.腎血管性高血圧症   <上原 元>
I.リウマチ,その他の膠原病   <潮平芳樹>
 1.膠原病特有の問診,理学所見
 2.膠原病の基本的検査法とその評価
 3.慢性関節リウマチ
 4.全身性エリテマトーデス
 5.混合性結合組織病
 6.多発性筋炎,皮膚筋炎
 7.全身性強皮症
索 引