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抗菌薬の考え方、使い方

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784498017580
  • NDC分類 492.31

内容説明

本書は、2002年11月から2004年5月まで「まぐまぐプレミアム」から連載したメールマガジン、「抗菌薬の考え方、使い方」を下敷きに、図などを加え、文章も改めて一冊にまとめたもので。

目次

薬理学はヤクニタツ?
いよいよ実践編
ペニシリンを知り、使いこなすには
セファロスポリンの正しい使い方
血液培養の取り方―血液培養こそすべて
ESBLの問題点
スルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST合剤)
重症感染症におけるエンピリックな治療―そのジレンマ
耐性菌を発見する
投与量にまつわる問題〔ほか〕

著者紹介

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
島根県生まれ。1997年島根医科大学(現島根大学)卒業。1997~1998沖縄県立中部病院研修医。1998~2001コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医。2001米国内科専門医。2001~2003アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル病院感染症フェロー。2002~ロンドン大学熱帯医学衛生学校感染症修士コース(通信制)。2003~2004北京インターナショナルSOSクリニック家庭医。2003中華人民共和国一般医師免許。2004米国感染症科専門医。2004アイオワ州医師免許。2004~亀田総合病院総合診療部・感染症内科部長代理

宮入烈[ミヤイリイサオ]
埼玉県生まれ。1995年慶応義塾大学医学部卒業。1995~1999慶応義塾大学医学部小児科学教室研修・専修医。1999日本小児科学会認定医。1999~2000同教室助手。2000~2003ニューヨーク州立大学ロングアイランドカレッジ病院小児科研修医。2003米国小児科学会認定医。2003~University of Tennesee St.Jude Children’s Research Hospital/LeBonheur Children’s Medical Center小児感染症フェロー

出版社内容情報

《内容》 正しい抗菌薬の使い方の難しさを知り,その考え方を飲み込めば,そこにあるのは楽しい知的作業である.感染症専門医として培ったノウハウを洒脱に解説した.    

《目次》
目次
はじめに  1
1 薬理学はヤクニタツ?  4
2 いよいよ実践編  8
 a.実践その1〔外来で〕  8
 b.実践その2〔入院患者は〕  11
 <コーヒータイム> 米国の医者をギャフンといわせる方法  16
3 ペニシリンを知り,使いこなすには  19
 a.すべての基礎はペニシリンにあり  19
 b.ペニシリンの作用とは?  20
 c.ペニシリンの薬理作用  21
 d.おそるべし,ベータラクタマーゼ  22
 e.ペニシリンの分類を試みる  23
 f.ペニシリンGは基本中の基本  26
 g.ペニシリンG点滴  30
 h.筋注用ペニシリン  39
 i.ペニシリン系抗菌薬の副作用  41
 j.アミノペニシリン  48
 k.黄色ブドウ球菌に効くペニシリン  51
 l.緑膿菌に効果のあるペニシリン  54
 m.ベータラクタマーゼに対抗する  57
 <コーヒータイム> 「熱病」のすすめ  62
4 セファロスポリンの正しい使い方  67
 a.セファロスポリンの魔  67
 b.セファロスポリンの基礎  69
 c.黄色ブドウ球菌やレンサ球菌に使えるセファロスポリン  72
 d.肺炎球菌その他を狙うセファロスポリン  75
 e.第3のグループ,セファマイシン  80
 f.第4のセファロスポリン
  ―緑膿菌をたたけ! セファロスポリン最終進化系  83
 g.偽膜性大腸炎の治療  87
5 血液培養の取り方―血液培養こそすべて  90
 a.いつ取るのか?  91
 b.何セット取るのか?  93
 c.どこからどうやって取るのか?  95
6 ESBLの問題点  98
7 スルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST合剤)  103
 a.ST合剤とは  103
 b.サルファ剤の副作用  105
 c.ST合剤に対する耐性のメカニズム  107
 d.尿路感染  108
 e.呼吸器感染  109
 f.軟部組織感染症  110
 g.ST合剤とHIV感染  111
 h.ウィップル病  113
 i.Wegener肉芽腫症  113
8 重症感染症におけるエンピリックな治療―そのジレンマ  115
 a.対策その1―エンピリック治療は広げまくれ,後で狭くしろ  116
 b.対策その2―耐性菌のアウトブレイクのために用意する
  抗菌薬の備蓄を改正しろ  117
 c.対策その3―抗菌薬ローテート制  118
 d.耐性菌を考える  119
 e.提言1―エンピリックな抗菌薬は必要な場合にのみ使う  122
 f.提言2―よくなっている患者さんの抗菌薬を変えることを
  ためらってはいけない  123
 g.提言3―きちんと培養を取る  124
 h.提言4―ヤルナラやる,やらないならやらない,
  中途半端ではモテません  124
 i.提言5―手を洗おう  124
 j.耐性菌のメカニズム,もう少し  125
 k.提言6―充分な量の抗菌薬を投与すること  127
9 耐性菌を発見する  130
 a.感受性試験のすすめ  130
 b.サーベイランス  133
10 投与量にまつわる問題  136
 a.なぜ医師は抗菌薬の量を「でっちあげて」しまうのか  136
 b.殺菌性? 静菌性?  137
 c.トレランスとは何か  141
 d.イーグル効果  142
 e.ポストアンティビオティック エフェクト  142
 f.抗菌薬の投与量の原則  144
 <コーヒータイム> シナジー効果について  150
 g.時間依存性と容量依存性  152
 <コーヒータイム> PK,PDは役に立つ?  155
 h.最小阻止濃度(MIC)に対する,ミックりする,
  いやびっくりする誤解  158
11 アミノグリコシド  162
 a.アミノグリコシドの薬理学  162
 b.アミノグリコシドの使い方  165
 c.アミノグリコシドと毒性  172
 <コーヒータイム> 抗菌薬の名称について  175
 <コーヒータイム> 病原体の名称について  177
12 キノロン系抗菌薬―フルオロキノロン  181
 a.フルオロキノロンの構造と作用  182
 b.フルオロキノロンの使い方  190
 c.トロバンの栄光と失墜  193
13 抗結核薬  195
 a.新しいガイドライン  196
 b.ファーストラインの抗結核薬  204
 c.セカンドラインの抗結核薬  211
 <コーヒータイム> レボフロキサシン(クラビット)の乱用に注意!    216
14 高齢者への抗菌薬  218
 a.吸収  219
 b.腎機能  219
 c.薬の相互作用  221
 d.コンプライアンス  223
 e.副作用  223
 f.肺炎  224
 g.尿路感染症  225
 h.褥創感染  226
15 抗菌薬と腎臓  228
16 マクロライド系抗菌薬の問題  232
 a.マクロライド  232
 b.マクロライドの臨床的な使用法  238
 c.クリンダマイシン  241
 d.ケトライド  244
17 寄生虫の治療薬  248
 a.アメーバ  249
 b.マラリア  251
18 その他の抗菌薬  261
 a.バンコマイシン  261
 b.カルバペネム(イミペネム)  268
 c.アズトレオナム  272
 d.テトラサイクリン  275
 e.クロラムフェニコール  279
 f.メトロニダゾール  283
19 目の感染症の,抗菌薬の使い方  286
20 HIV感染へのアプローチ  292
 a.抗HIV薬について  292
 b.日和見感染について  297
21 抗ウイルス薬  302
 a.インフルエンザ薬  302
 b.サイトメガロウイルス治療薬  306
 c.単純ヘルペスウイルス・帯状疱疹ウイルス感染症の薬  311
22 抗真菌薬  316
 a.アゾール  316
 b.アムホテリシンB  321
 c.エキノカンディン  323
23 新しいタイプの抗菌薬  327
 a.キヌプリスチン-ダルフォプリスチン  327
 b.リネゾリド  330
24 小児抗菌薬の使い方  333
 a.小児抗菌薬の基礎的知識  334
 b.各種抗菌薬の使い方  345
 <コーヒータイム> A群溶連菌咽頭炎についてひとこと  346
 c.宿主と菌のかわりゆく関係  363
 d.小児エンピリック治療の考え方  367
あとがき  372
参考文献  374
索引  377