ガイドラインに沿った抗アレルギー薬の用い方

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ガイドラインに沿った抗アレルギー薬の用い方

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784498017382

内容説明

前半で気管支喘息(成人・小児)、通年性アレルギー性鼻炎、花粉症、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、食物アレルギーなど各種病態時に抗アレルギー薬をいかに使用したらよいかを処方例を示して各々の第一人者が解説。後半で各種抗アレルギー薬の特徴・薬理作用・適応・用法と用量・使用上の注意点を述べた臨床書である。ガイドラインに準拠して今日のスタンダードといえる治療法を実践的に示した治療ガイドブックである。

目次

1 抗アレルギー薬とは
2 病態に応じた抗アレルギー薬の使い方(成人気管支喘息;小児気管支喘息;通年性アレルギー性鼻炎 ほか)
3 抗アレルギー薬使用上の留意点
4 抗アレルギー薬の今後の動向

出版社内容情報

《内容》 前半で気管支喘息(成人・小児),通年性アレルギー性鼻炎,花粉症,アレルギー性結膜炎,アトピー性皮膚炎,蕁麻疹,食物性アレルギーなど各種病態時に抗アレルギー薬をいかに使用したらよいかを処方例を示して各々の第一人者が解説,後半で各種抗アレルギー薬の特徴・薬理作用・適応・用法と用量・使用上の注意点を述べた臨床書である. ガイドラインに準拠して今日のスタンダードといえる治療法を実践的に示した治療ガイドブックである. 序  今や春の季語ともなった感がある「スギ花粉症」をはじめとして,気管支喘息,アレルギー性鼻炎,アトピー性皮膚炎,じんましん,食物アレルギーなどのアレルギー疾患に悩み苦しむ人は著増して,今や社会経済的にも大きな問題となっている.現時点で全国民の1/3が何らかのアレルギー症状を有していると考えられるが,その症状軽減のためには起因アレルゲンの除去・回避とともに,適切な薬物治療を行う必要がある.この目的に沿って「アレルギー疾患治療ガイドライン」が1993年春に日本アレルギー学会より発表され,1995年には改訂版が,そしてその延長線上に位置付けられる「喘息予防・管理ガイドライン」が1998年に,「鼻アレルギー診療ガイドライン」「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」が1999年に出版,公表された.  ガイドラインに則した形で治療を行えば,アレルギー症例の管理は比較的容易になると考えられるが,本書はこの観点から疾患ごとに抗アレルギー薬の用い方を,経験を積まれた専門医に述べて頂くことを最初の目的とした.抗アレルギー薬はアレルギー疾患の基礎治療薬であり,「喘息予防・管理ガイドライン」においても喘息発作の予防とその維持を目的とする長期管理薬(controller)として記載されている.従来欧米の喘息管理ガイドラインでは,経口抗アレルギー薬はいわば日陰者のように扱われてきたが,1997年のアメリカNIHのExpert Panel Report II以降はロイコトリエン阻害薬にはcontrollerとしての位置付けが明確に与えられて,現在に至っている.本書ではそのような最近のトピックスを含めて,お述べ頂くことができたと思う.  それとともに読者諸兄が診療時にすぐに参照可能なように,各製薬会社学術部にお願いして個々の抗アレルギー薬の薬理作用,適応,用法と用量,使用上の留意点を簡潔におまとめ頂いたのも,本書の特徴としてあげることができよう.さらには,抗アレルギー薬の今後の動向に関して現在申請・開発中の薬剤についても,各製薬会社開発部に無理をお願いして御記載頂いた.  読者諸兄が本書をうまく応用なさって,抗アレルギー薬をたくみに用いる診療を行って頂くことで,アレルギー症例のQOL向上へ少しでもつながることになれば,編集者としては望外の喜びである.最後に,本書作製にあたって御多忙中にもかかわらず御協力頂いた執筆者各位,ならびに中外医学社関係各位に深謝の意を表する.   2000年初頭に   中川武正     《目次》 目次 §1.抗アレルギー薬とは  1    1.定義と歴史  2    2.分類と作用機序  4    3.一般的特性  10 §2.病態に応じた抗アレルギー薬の使い方  13  A.成人気管支喘息  14   1.遊離抑制薬,ヒスタミン拮抗薬,サイトカイン阻害薬  14    1.定義  14    2.病態生理  16    3.重症度別抗アレルギー薬の使い方  19   2.脂質メディエーター阻害薬  33    1.TX阻害薬  34    2.LT阻害薬  38  B.小児気管支喘息  45    1.抗アレルギー薬の位置付け  47    2.小児科における抗アレルギー薬  47    3.抗アレルギー薬の種類  48    4.抗アレルギー薬の使用法  49    5.抗アレルギー薬の副作用  55    6.抗アレルギー薬の問題点  56  C.通年性アレルギー性鼻炎  58    1.定義と病態  58    2.アレルギー性鼻炎の治療  61    3.抗アレルギー薬の使い方  63  D.花粉症  75    1.花粉症の治療  75    2.減感作療法  84  E.アレルギー性結膜炎  87    1.病態  88    2.鑑別診断  90    3.抗アレルギー点眼薬の成績と副作用  91    4.ステロイド点眼薬・眼軟膏の副作用  93    5.治療のコツ  95  F.アトピー性皮膚炎  98    1.アトピー性皮膚炎の病態  100    2.抗アレルギー薬の使い方  102  G.蕁麻疹  109    1.臨床像  109    2.分類  110    3.メカニズム  112    4.治療  114  H.食物アレルギー  118    1.食物アレルギーとは  118    2.食物アレルギーの病態生理  119    3.食物アレルギーによる臨床症状と診断  120    4.食物アレルギーの治療  122    5.アレルゲン除去食実施上の注意  123    6.食物アレルギーの治療における抗アレルギー薬およびその他の薬物療法  124    7.アレルギマーチの進展の予防  131 §3.抗アレルギー薬使用上の留意点  133    1.化学伝達物質遊離抑制剤  134     a.クロモグリク酸ナトリウム(インタール)  134     b.トラニラスト(リザベン)  140     c.アンレキサノクス(エリックス,ソルファ)  145     d.レピリナスト(ロメット)  148     e.イブジラスト(ケタス)  152     f.タザノラスト(タザノール,タザレスト)  157     g.ペミロラストカリウム(アレギサール,ペミラストン)  162    2.ヒスタミン拮抗薬  168     a.フマル酸ケトチフェン(サジテン)  168     b.塩酸アゼラスチン(アゼプチン)  172     c.オキサトミド(セルテクト)  177     d.メキタジン(ゼスラン,ニポラジン)  182     e.テルフェナジン(トリルダン)  187     f.フマル酸エメダスチン(レミカット,ダレン)  194     g.塩酸エピナスチン(アレジオン)  200     h.エバスチン(エバステル)  206     i.セチリジン(ジルテック)  214    3.トロンボキサン阻害剤  219     a.セラトロダスト(ブロニカ)  219     b.塩酸オザグレル(ドメナン,ベガ)  222    4.ロイコトリエン受容体拮抗薬  226     a.ブランルカスト水和物(オノンカプセル)  226    5.サイトカイン阻害剤  231     a.トシル酸スプラタイト(アイピーディ)  231 §4.抗アレルギー薬の今後の動向  237    1.化学伝達物質遊離抑制剤  240     a.ネドクロミルナトリウム  240     b.塩酸クロモグリカートリセチル  243    2.ヒスタミン拮抗薬  245     a.塩酸フェキソフェナジン  245    3.トロンボキサン阻害薬  248     a.ドミトロバンカルシウム水和物  248     b.ラマトロバン  251    4.ロイコトリエン受容体拮抗薬  254     a.ザフィルルカスト(アコレート)  254     b.モンテルカスト  257    5.PAF拮抗薬  261     a.イスラパファント  261 事項索引  265 薬物索引  268