医者を続けるということ

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  • サイズ A5変判/ページ数 260p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784498009981
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C3047

内容説明

“病院(びょういん)”は“病(院職)員(びょういん)”で溢れている…。『医者になってどうする!』の著者が、晴れて医学生となり、希望と情熱にもえる若者に向け、改めて病院の厳しい現実を切々と説く。矛盾あふれる医療現場にあって、バーンアウトすることなく、モチベーションを維持して医師として生き抜いていくには何が必要なのだろうか?本書には、そのヒントがつまっている。医師による、医師のためのメッセージ。

目次

第1章 医師の思考的切り抜け術を伝授する!(まずは、書籍を執筆し続ける理由:少し長い私の思い;医療訴訟については何度となく言っておきたい ほか)
第2章 日本の医療の流れにおける医師哲学(温かい仕事;失われた医療十年 ほか)
第3章 医師でも男女について語れ!(働く女性論;女医のJOYを目指せ ほか)
第4章 これからの医療の行方(現場の声を届けるということは?;医療制度なんて変えてしまえ! ほか)

著者等紹介

小鷹昌明[オダカマサアキ]
獨協医科大学病院神経内科講師。医学博士、日本神経学会神経内科専門医・指導医。1967年埼玉県生まれ。1993年獨協医科大学医学部卒業。同大学病院神経内科で研修後、博士課程、助手を経て2001年より英国グラスゴー大学に留学。現在、再び獨協医科大学病院神経内科に講師として勤務。専門は免疫性末梢神経疾患の病態および治療。神経内科病棟医長と医局長とを歴任し、「今、医療者は何を考え、どうするべきか!」を信条として、現場から医療状況を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Noriko S

1
小鷹先生の本、3冊目。 医者のなかでも勤務医を続けると言うことという題名の方がしっくりくる。 医学生に向けたメッセージと医療を取り巻くすべてに対するご自分の意見が述べられている。 がんがん行くのも大切だが、時には少し引いて、肩の力を抜いて趣味を充実させることも大事と感じた。 一つの仕事を長くやっていると惰性というか、なんとなく経験でできてしまうことあり。そしてモチベーションがどんどん下がってくる。そんな今の私にとって共感すること多かった。他の職業にもあてはまるのでは? 2018/05/30

seizsakaki

0
一言で、エッセイ。 小鷹先生の意見が、ちりばめられている。 好き嫌いがあると思う。 私が、この本で一番好きだと自分勝手な誤解を持っているのが、 小鷹先生が医者という職業を、客観視しているところ。 そして自分自身が、「これをやった」といいきれるなにかを書けるところも好きだ。 私自身が勝手に、自分が医者を続けて行くにあたって、何かヒントをと思っていたが、それはなかった。それはそれでいいのだと思う。 医者の仕事にも飽きる、つまり「倦んでくる」ということを 小鷹先生が書いていたのがホッとする。2015/07/04

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