出版社内容情報
《内容》 本書は好評裡に多くの読者に読まれている「医学を変えた発見の物語」の姉妹編である.前著は主に呼吸生理学,呼吸器病学にまつわる研究,発見を題材に語っているが,本書は循環生理学,循環器病学を扱っており,この領域での重要な研究,開発がいかに着想され,展開したかを興味深く語っている. 《目次》 目次1 はじめに 12 人工心肺の開発 11 ハーヴェイと血液の循環 27 静脈注射と輸血の歴史 40 安全な血液を求めて 45 血液凝固を防ぐ 52 血液銀行の問題 63 人工肺の話 643 術前診断 87 臨床診断 89 X線の話 96 X線映画 103 心電図 107 心臓カテーテル 123 エコーと心エコー 1314 開心術 140 滅菌の問題 140 麻酔の話 149 わざわざ心臓を止める問題 162 先天性心疾患 170 弁が故障したら交換しよう 1785 裁縫の名手 カレルに始まる血管外科 185 カレルから臨床血管外科に至る道 198 血管部品の作成 207 微細血管手術の創始 210 動脈の病気の予防に関して 2136 血圧の調節と高血圧の治療 225 血圧を計る話 230 高血圧とその治療 241 高血圧を手術で治す話 245 高血圧を薬で治す話 257 神経インパルスの化学物質による伝達 260 自律神経節の働き 273 節後線維のこと 2767 腎臓のはなし 294 腎臓の構造と機能 296 利尿薬について 312 経口利尿薬 316 サルファニルアマイドと利尿作用について 319 再び高血圧の問題 332 高血圧と腎臓との関係 3338 それで最近の成果は? 344 基礎研究と応用研究 347 二者択一か二兎を追うか 354 エピローグ 355図の出典 356訳者あとがき 363索引 381
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