イラスト解剖学 (第2版)

イラスト解剖学 (第2版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 559p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784498000216
  • NDC分類 491.1
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 ユニークで,眺めているだけでも楽しいイラストにより,解剖学が驚くほど面白く理解できるまったく新しいスタイルのテキストブック.イラストと解説を読み進めているうちに,暗記に頼らずとも必要な知識をいつの間にか見につけることのできる画期的な教科書である.  全体の構成は器官系ごとにまとめたが,1頁ごとの読み切りを原則として,どこからでも読めるように配慮した.これまで解剖学に悩まされてきた医学生,コメディカルスタッフにとっては絶対に手放せない一冊である. はじめに 肉屋でロースとかヒレ,サーロイン,スペアリブといった言葉を聞いてもだれも不思議には感じない.焼肉店に行っても,何の疑問もなくハツ,カルビ,タン,サガリなどと言って注文している.しかし大半の人はどこの部分か分っていないで食べているようだ.それでも食べるのをやめて考え込んだりせず,これらの言葉と気楽につきあっている.ところが,これが解剖学となると途端に拒絶反応が起こる.とくに学生は必要もないのに肩肘張って勉強しようとし,楽しむことを放棄してしまうのである. 多くの学生は「解剖学を勉強するには暴力的な暗記が必要不可欠である」と考えている.また,医師になってからも同じように考える人は少なくない(こういう人々は解剖学に憎しみさえ感じているかもしれない ・・・).解剖学がこのように評価されるのは,解剖学が医学教育の最初にでてくる科目であることが影響している.なにせ,今まで聞いたこともない医学用語が大挙してでてくるため,学生たちの多くはパニックに陥るのである. 本書はこのような悲惨な状況を少しでも和らげ,解剖学を気楽に学べる導入となることを目的としている.単なる項目の羅列ではなく,黒板に描く程度の図も含めて小講義の体裁をとった.各章は器官系ごとにまとめてあるが,どこから読んでも良いように1頁ごとの読切形式を原則とした.気楽に「なるほど」を繰り返して頂ければ,著者の目的は遂げられたということになる. もちろん本書には不満も数多く残されており,機会があればより良いものに直して行きたいと考えている.そのためには読者のご批判やアドバイスが不可欠であり,切にご協力をお願い申し上げる次第である. 本書の執筆に際しては,適格なご助言を頂いた小林靖博士(杏林大学医学部講師)はじめ,第一解剖学教室員各位にご助力を頂いた.この場をお借りして感謝申し上げる.また,出版に当たっては中外医学社企画部の小川孝志氏,編集部の久保田恭史氏にご協力頂いた.深く感謝申し上げたい. 1997年7月 松村讓兒     《目次》 目次 第I章 解剖学の基礎知識  人体の区分 2  細胞について 3  組織について 4  腫瘍について 5  器官と器官系について 6  ヒトの発生について 7  受精から二層性胚盤まで 8  胚と呼ばれる時期 9  三層性胚盤と胎生期以後 10 第II章 運動器系 【骨・筋の基礎知識】  骨について 12  骨の役割 13  骨の構造 14  骨組織の話 15  骨の発生 16  骨の連結 17  関節について 18  関節の分類 19  筋について 20  骨格筋について 21  筋の補助装置について 23 【背部の骨格と運動】  脊柱について 24  ヒトの脊柱の役割と特徴 25  高さの基準としての椎骨 26  椎骨の基本形態 27  特殊な形の椎骨 28  頚椎・胸椎・腰椎・仙骨 29  脊椎の連結 30  脊柱の運動 31  脊柱各部の運動 32  頚・胸・腰椎の違いと運動性 33  脊柱の運動に働く筋 34  脊柱起立筋 35  横突棘筋 36  頚部の運動と働く筋 37  胸鎖乳突筋の話 38  居眠りの筋と後頭下筋 39  首や背骨を動かす筋の支配神経 40  背部の筋のまとめ 41  頚部の筋のまとめ 42  脊柱の疾患について 43  ぎっくり腰と椎間板ヘルニア 44 【胸腹部の骨格と運動】  胸郭 45  胸部の打診と聴診 46  肋骨を中心として 47  胸郭:骨の連結 48  胸郭の運動:呼吸運動 49  横隔膜について 50  腹壁の筋 51  腹直筋について 52  腹壁の筋の支配神経 53  腹壁の筋はどんな働きがあるか? 54  鼠径管ってどんな管? 55  ヘルニアについて 56  腹壁の筋膜について 57 【骨盤の骨格と運動】  骨盤とその機能 58  寛骨について 59  骨盤の全体像 60  産道としての骨盤と性差 61  骨盤径と骨盤計測 62  骨盤の連結 63  会陰とは? 64  骨盤底の筋:骨盤隔膜 65  尿生殖隔膜 66 【上肢の骨格と運動】  上肢とその骨 67  鎖骨とは? 68  肩甲骨と肩の運動 69  肩甲骨の運動に働く筋 70  肩関節 71  肩関節の運動 72  肩関節の運動に働く筋 73  腋窩と腋窩隙 75  肩関節の運動に働く筋の支配神経 76  腕神経叢の障害 77  上腕骨の近位端~上腕骨体 78  上腕骨の遠位端 79  肘関節について 80  肘関節の運動と筋 81  肘の臨床関連事項 82  橈骨と尺骨 83  橈骨と尺骨の連結 84  手の骨について 85  手の関節 86  手首の運動と筋 87  前腕の屈筋 88  前腕の伸筋 89  屈筋支帯(手根管)と伸筋支帯 90  手と指の筋 91  手のひらの筋:虫様筋と骨間筋 92  上肢の筋の神経支配 93 【下肢の骨格と運動】  下肢とその骨 94  大腿骨について 95  股関節の話 96  股関節の運動 97  股関節の屈曲に働く筋 98  股関節の伸展に働く筋 99  股関節の内転に働く筋 100  股関節の外転・内旋と殿筋注射 101  股関節の外旋に働く筋 102  大殿筋の深層 103  筋裂孔・血管裂孔・大腿三角 104  内転筋管~膝窩 105  股関節の発達と先天性股関節脱臼 106  大腿骨頭の栄養血管 107  膝関節の話 108  膝関節の動きと働く筋 109  脛骨・腓骨・足関節 110  足関節の動きと働く筋 111  ヒラメ筋とアキレス腱 112  足の屈筋支帯(足根管)と伸筋支帯 113  足の骨と足弓 114  足の筋について 115  下肢の筋の神経支配は? 116 【頭部の骨格と筋】  頭蓋の話 117  頭蓋を構成する骨 118  頭蓋の骨の連結 119  頭蓋冠とその表面 120  外頭蓋底について 121  内頭蓋底について 122  頭蓋の発育 123  新生児頭蓋:泉門を中心として 124  眼窩について 125  鼻腔の話 126  鼻腔を構成する骨 127  副鼻腔とは? 128  副鼻腔の臨床 129  翼口蓋窩とそこにあるもの 130  側頭骨について 131  耳の構造と側頭骨 132  鼓室の周辺 133  内耳の構造 134  側頭骨岩様部の管 135  頭蓋の孔を構成する骨 136  頭蓋の孔を通るものをまとめる 137  表情をつくる筋 138  表情筋にはどんなものがあるか 139  咀嚼筋 141  鰓弓について 142 第III章 循環器系 【循環器系の総論】  循環器系 144  心血管系について 145  特殊な血管系 146  血液・血管系の役割 147  血管の構造 148  血管の臨床関連事項 149  心拍出量ほか 150 【動脈系の概略】  大動脈の枝と分布先 151  脈拍を触れる動脈 152  上行大動脈~大動脈弓 153  胸大動脈の枝 154  腹大動脈の枝 155  大動脈瘤の話 156 【頭頚部の動脈】  総頚動脈を中心に 157  外頚動脈とその枝 158  顎動脈の走向と枝の行方 159  内頚動脈を中心として 160 【上肢に向かう動脈】  鎖骨下動脈 161  鎖骨下動脈と斜角筋隙 162  鎖骨下動脈の枝の追跡 163  腋窩動脈とその枝 164  胸背部の動脈連絡について 165  上腕動脈とその周辺 166  前腕の動脈を中心に 167  手の動脈について 168 【腹部と骨盤部の動脈】  前腸・中腸・後腸動脈って? 169  腹腔動脈 170  上腸間膜動脈とその枝 171  下腸間膜動脈とその枝 172  骨盤部の動脈分布 173  内腸骨動脈の枝はどこに行く? 174  閉鎖管と陰部神経管 175 【下肢に向かう動脈】  大腿動脈と大腿深動脈 176  内転筋管について 177  膝周辺の動脈 178  下腿~足の動脈 179 【静脈系について】  静脈系の概要 180  上大静脈とその領域:頭頚部 181  上肢の静脈系と皮静脈 182  肝門脈の話 183  門脈系の発生:初期の段階 184  門脈が形成される頃 185  門脈系の側副路 186  門脈圧亢進症って? 187  奇静脈系 188  下肢の皮静脈 189 【リンパ系について】  リンパ管系について 190  リンパ管系の全体像 191  ウィルヒョウとロッテル 192  リンパ本幹について 193  リンパ組織とリンパ器官 194  脾臓について 195  胸腺の話 196 【心臓の解剖と機能】  心臓について 197  心臓の形 198  心臓の位置 200  X線でみる心臓:正面像 201  X線でみる心臓:斜位像 202  縦隔について 203  心臓の内景 204  心臓の壁と心膜(心嚢) 206  心膜洞・心タンポナ-デ 207  線維輪と心筋の構築 208  心臓の弁について 209  乳頭筋の働き 210  心音とその聴診 211  心雑音について 212  刺激伝導系 213  心臓収縮のコントロ-ル 214  不整脈って何だ? 215  心臓が痛いとき 216  冠状動脈とその分布 217  狭心症と心筋梗塞 218  心臓の静脈 219 【循環器系の発生】  心臓発生の始まり 220  心臓発生の初期 221  心房心室の区分 222  肺動脈幹と大動脈基部の形成 223  弁の形成 224  刺激伝導系の発生 225  心臓の静脈系の発生 226  発生初期の血管系 227  鰓弓動脈と生後の主要動脈 228  胎児循環の特徴 229 【先天性心疾患】  先天性心疾患 231  右心症あるいは右胸心 232  ファロ-四徴症について 233  心房中隔欠損症と卵円孔開存 234  心内膜床欠損症 235  心室中隔欠損症 236  アイゼンメンゲル症候群 237  動脈管開存症 238 第IV章 内臓系 【消化器系の概略】  内臓と五臓六腑 240  消化器系 241  消化管の機能:消化と吸収 242  下痢についての話 243  排便と便秘について 244  消化器の神経支配 245  腹痛を中心として 246  消化管壁はどうなってんだ 247 【口から食道まで】  口腔について 248  歯の話 249  舌について 250  舌を動かす筋 251  舌の発生と神経支配 252  唾液腺・口腔腺 253  唾液の分泌 254  咽頭とは? 255  嚥下について 256  嚥下に働く筋:口腔期~咽頭期 257  嚥下に働く筋:咽頭期 258  食道の走行 259  食道の構造 260  食道の筋層 261  噴門の構造 262  下部食道括約筋とゲップ 263  食道の血管分布 264  のど元過ぎれば熱さ忘れる理由 265 【胃から肛門まで】  腹部消化管について 266  胃について 267  胃の位置 268  胃の形態 269  胃の腺と粘膜 270  胃の筋層の特徴 271  嘔吐はどのようにして起こるか 272  小腸について 273  十二指腸 274  十二指腸に関するメモ 275  空腸と回腸 276  メッケル憩室と腸管の発生 277  大腸について 278  消化管内ガスについて 279  回盲部を中心に 280  結腸の構造 281  腸管の構造と臨床 282  直腸と肛門 283  発生からみた肛門 284  痔について 285 【腹膜と腸間膜について】  腹膜・腹膜腔とその底部 286  腹膜後器官 287  腹膜腔の発生を中心に 288  腸間膜の形成 290  大網の形成 291  十二指腸付近の腹膜 292  消化管と間膜 293 【肝・胆・膵】  肝臓のかたち 294  肝臓の区域 295  肝臓の機能 296  肝臓と腹膜との関係 297  小網と網嚢孔 298  胆嚢 299  胆路の神経支配と胆汁 300  膵臓:すべて(pan)肉(creas) 301  膵臓の外分泌機能 302  膵臓の内分泌機能 303  膵臓の発生 304 【呼吸器系:気道】  呼吸器系の区分 305  鼻腔の話 306  クシャミについて 307  鼻腔・咽頭・眼窩・中耳 308  のどの仕組み:喉頭の支柱 309  喉頭の筋と発声 310  気管 311  気管支 312  気道:少しだけ組織学 313  咳としゃっくり 314 【呼吸器系:肺】  肺の話 315  肺の葉と区域 316  胸膜と胸膜腔 317  肺の組織はどうなってんだ 318  呼吸器の発生 319  組織でみる肺の発生 320  肺の機能血管と栄養血管 321  肺の臨床関連事項 322 【泌尿器の話】  泌尿器系の全体像 323  腎臓について 324  腎臓の断面 325  尿の生成と腎臓の組織学 326  腎盤(腎盂)と尿管 327  尿路結石と神経・血管 328  膀胱について 329  膀胱の構造 330  排尿のしくみ 331  尿道について 332  泌尿器の発生 333 【生殖器について】  男性生殖器 334  精巣と精巣上体 335  陰嚢と精巣下降 336  精巣の臨床関連事項 337  精管と精索 338  精嚢・前立腺・尿道球腺 339  おチンチン(陰茎)について 340  勃起の起こる機序 341  射精のメカニズム 342  女性生殖器の話 343  子宮・卵巣の支持装置 344  卵巣について 345  卵管を中心に 346  子宮~腟にかけて 347  生殖器の発生 348 第V章 神経系と感覚器 【神経系の総論】  神経とは? 350  神経系の誕生と進化 351  末梢神経の分類 352  神経組織について 354  神経細胞の話 355  神経細胞の進化 356  髄鞘と神経鞘 357  神経の連絡:シナプス 358  ニュ-ロンの変性と再生 359  神経膠細胞 360  神経系の初期発生 361  神経細胞と神経膠細胞の発生分化 362  血液・脳関門 363  脳浮腫になると 364 【脳のかたち】  中枢神経系 365  脳の区分 366  脳の発生 367  脳を包む膜:髄膜の話 369  硬膜について 370  脳ヘルニア 371  頭蓋内圧亢進 372 【脳室・髄液・血管系】  脳室について 373  髄液の循環 374  髄液から何が分かるか? 375  水頭症って? 376  脳に分布する動脈 377  脳に向かう血管の障害 378  脳における各動脈の分布域 379  脳表面の動脈 380  脳の中に入る動脈 381  脳の静脈と硬膜静脈洞 382  海綿静脈洞 383 【大脳の外観と皮質】  終脳のしくみ 384  大脳半球の表面 385  前頭葉の外観 387  頭頂葉の外観 388  側頭葉と後頭葉の外観 389  大脳皮質 390  大脳皮質の組織をのぞく 391  新皮質の機能局在:ブロ-ドマン領域 392  新皮質の機能局在:運動中枢 393  新皮質の機能局在:感覚中枢 394  新皮質の機能局在:言語中枢と失語 395  視覚野と聴覚野 396  連合野について 397 【辺縁系・大脳核・大脳髄質】  嗅脳系 398  大脳辺縁系について 399  大脳核あるいは基底核 400  大脳核の機能と線維連絡 401  大脳髄質と神経線維 402  交連線維と左右大脳半球の連絡 403  投射線維 404  内包って? 405  内包の神経線維束 406  内包の血管分布 407 【間脳】  間脳について 408  視床とは? 409  主な視床核と線維連絡 410  視床上部と松果体 412  視床下部 413  視床下部の内部構造 414 【脳幹を中心に】  中脳ってどこ? 415  中脳の形と働き 416  中脳上丘レベルの構造 417  中脳下丘レベルの構造 418  橋についての話 419  橋の中身 420  延髄 421  延髄の中身 422  脳幹に分布する動脈 424  延髄外側症侯群 425  脳神経核の分類と配列 426  脳幹網様体 428  網様体の入力・出力 429 【小脳】  小脳 430  機能から見た小脳 431  小脳の内景 432  小脳の核について 433  小脳の線維連絡:入力線維 434  小脳の線維連絡:出力線維 435  大脳・小脳連関 436  小脳に分布する動脈 437  小脳障害の部位診断 438 【脊髄について】  脊髄の外形(1) 439  脊髄の外形(2) 440  脊髄の動脈 441  脊髄髄膜の話 442  腰椎穿刺 443  脊髄の輪切り 444  脊髄灰白質はどうなっているか 445  脊髄にみられる神経細胞 446  脊髄白質の神経路(1) 447  脊髄白質の神経路(2) 448  脊髄反射 449  脊髄分節と感覚・運動・反射 450 【伝導路の話】  伝導路 451  錐体路 452  皮質延髄路 453  錐体外路系とは? 454  脊髄レベルの錐体外路系 455  感覚路(1):識別型精細触・圧覚 457  感覚路(2):非識別型粗大触・圧覚 458  感覚路(3):温・痛覚 459  感覚路(4):深部感覚 460  顔面の感覚路 461  感覚解離? 462 【特殊感覚の伝導路】  味覚の伝導路 464  嗅覚の伝導路 465  視覚路 466  視覚中枢 467  対光反射とその経路 468  調節反射とその経路 469  視覚路の障害 470 【視覚器を中心に】  視覚器:眼球 471  眼球外膜:強膜と角膜 472  脈絡膜・毛様体・虹彩 473  網膜と眼底 474  網膜の組織構造 475  うっ血乳頭 476  水晶体 477  眼房水と眼圧 478  外眼筋とは? 479  眼球運動と外眼筋 480  眼球運動と支配神経 481  眼瞼とモノモライ 482  涙の話 483  涙の分泌に関わる神経 484 【聴覚・平衡感覚器】  耳の仕組み:音を聞く 485  聴覚の伝導路 486  平衡感覚器 487  平衡感覚の伝導路 488  前庭動眼反射 489 【脳神経について】  脳神経について 490  脳神経の区分と線維構成 491  三叉神経について 493  三叉神経の伝導路 495  顔面神経 496  顔面神経の中枢性麻痺 497  顔面神経の末梢性麻痺 498  舌咽神経 499  迷走神経 500  副神経と舌下神経 501 【脊髄神経と自律神経系】  脊髄神経 502  皮膚分節 503  脊髄神経叢とは 504  頚神経叢 505  腕神経叢 506  腰・仙骨神経叢 507  自律神経系について 508  自律神経系の全体像 509 付.人名のついた用語 511 索引 529

内容説明

ユニークで、眺めているだけでも楽しいイラストにより、解剖学が驚くほど面白く理解できる全く新しいスタイルのテキストブック。イラストと解説を読み進めているうちに、暗記に頼らずとも必要な知識をいつの間にか身につけることのできる、画期的な教科書である。全体の構成は器官系ごとにまとめたが、1頁ごとの読み切りを原則として、どこからでも読めるように配慮した。これまで解剖学に悩まされてきた医学生、コメディカルスタッフにとっては絶対に手放せない一冊である。

目次

第1章 解剖学の基礎知識
第2章 運動器系
第3章 循環器系
第4章 内臓系
第5章 神経系と感覚器

最近チェックした商品