内容説明
昼なお暗いタイガで、氷に閉ざされたツンドラで、厳寒のオホーツクで語り継がれてきた物語。
目次
1 東北アジアの民族と神話・伝承
2 北東シベリアの神話・伝承
3 アムール・サハリン地域の神話・伝承
4 東シベリアの神話・伝承
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけはる
6
やはり日本~中国~東北アジア方面に惹かれる。個人的に東北アジア神話を読んで思ったのは、親子や家族の情愛がドライな感じだなあということ。たとえ家族でも死んだらそれまで、あるいは切り捨てる。ツンドラ気候の過酷すぎる環境の中で生きていれば、いくら家族でも情に囚われている場合ではないということか。自分の命を守るのは自分だけ、というような。同じ北でもアイヌとはまた違った雰囲気だったので、どちらが良い悪いではなく新鮮でした。2020/04/06
宵子
0
シベリアからサハリンにかけての地域の神話や口承文芸についてまとめたもの。日本の神話の他にネイティブアメリカンの神話とも似ているところがある。でもワタリガラスは何で創造神としての面とトリックスター(しかもゲスい)としての面があるのかな。2014/04/28
j1296118
0
中国のゲイと未遂のヘラクレスぐらいしか記憶してなかったけど太陽射落とすのいっぱい居るのね2014/03/10
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