目次
第1部 明治期の留学開始の諸相(章宗祥編『日本遊学指南』を読む;清国留学生と『訳書彙編』の発行―創刊と財政、販売を中心に;寺尾亨の東斌学堂と留日学生(一九〇五~一九〇九)―『向巌家書』を中心資料として ほか)
第2部 大正・昭和期の受け入れ側の諸相(日華学会の中国における活動―北京駐在員高橋君平の事例を中心に;同仁会による留日医薬留学生の支援;東京帝国大学の中国人留学生関係文書を読む ほか)
第3部 日中戦争期と戦後の留学生の諸相(中国人の日本留学と「日本研究」―団体と雑誌を中心に(一九一五~一九三一)
朱紹文研究員と戦時下の日本留学―一高特設高等科と東大経済学部を中心に
モンゴル喇嘛僧の日本留学―真言宗と浄土宗を中心に ほか)
著者等紹介
孫安石[ソンアンセキ]
韓国ソウル生まれ。東京大学大学院博士課程修了、博士(学術)、神奈川大学外国語学部教授。専門:中国近現代史、上海都市史、日中関係史
大里浩秋[オオサトヒロアキ]
秋田県生まれ。東京大学人文科学系博士課程満期退学、文学修士。専門:中国近代史、日中関係史、神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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