東方選書<br> 書と思想―歴史上の人物から見る日中書法文化

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東方選書
書と思想―歴史上の人物から見る日中書法文化

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784497219039
  • NDC分類 728.21
  • Cコード C0371

内容説明

現代に行われる「臨書」と古代における「臨書」に対する思念の違いをはじめとして、古代から近現代までの歴史上の人物の「書」に現れる「思想」を時代、地域、文化等のそれぞれの背景のもとに解き明かす。本書は、日本と中国の歴代の能書家37人に「甲骨・金文」「竹帛書」「法隆寺釈迦三尊像光背銘」を加え時代順に配し、約170点の図版とその釈文を収録する。

目次

1 上古三代~六朝(甲骨・金文・殷墟簡牘;竹帛書 ほか)
2 隋~唐/飛鳥~平安(前期)(歐陽詢(五五七~六四一)
聖徳太子(五七四~六二二) ほか)
3 宋~元/平安(後期)~室町(蘇軾(一〇三六~一一〇一)
米〓(ふつ)(一〇五一~一一〇七) ほか)
4 明~清/戦国~江戸(王陽明(一四七二~一五二八)
千利休(一五二二~一五九一) ほか)
5 清末~民国・共和国/幕末~明治・大正(副島種臣(一八二八~一九〇五)
富岡鉄斎(一八三七~一九二四) ほか)

著者等紹介

松宮貴之[マツミヤタカユキ]
1971年生まれ。東京学芸大学芸術課程書道専攻卒業。二松學舎大学文学部博士前期課程中国学専攻修了、中国北方交通大学(後の北京交通大学)に語学留学。その後、立正大学文学部博士後期課程国文学専攻、満期退学。現在は国際日本文化研究センター共同研究員、立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員、佛教大学文学部非常勤講師、西安培華学院客員教授を務める。専門は書論、日中文化交流史、政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

9
毛沢東の書を初めて見た。痩身ながら力強い。始まり、中ほど、終わりまで隙が無い。一文字一文字が躍動している。民衆を鼓舞するアイテムになったことは十分想像できる。2019/09/03

さとうしん

9
時代順に中国と日本の書家を並べることで、同時代の空気や日本が受けた影響を意識しやすいつくりになっている。そして影響を受ける一方だった日本が、近代に至って日下部鳴鶴あたりから台湾を含めた中華圏へと影響を与える側にもなっていく。また唐宋の古文運動が新しい書法の運動でもあったこと、王陽明が王羲之の後裔として、その思想が書法にも現れていると見ることができる点など、タイトル通り書法と思想との関係にも注目したものとなっている。2019/05/12

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