目次
台湾新文学史の構築と時期区分
初期台湾新文学の概念の形成
啓蒙実験期の台湾文学
台湾文学の左傾化と郷土文学の確立
一九三〇年代における台湾の文学団体と作家の風格
台湾写実文学と批判精神の台頭
皇民化運動下の一九四〇年代台湾文学
植民地の傷痕およびその終結
戦後初期台湾文学の再建と頓挫
二二八事件後の台湾文学アイデンティティと論戦
反共文学の形成とその発展
一九五〇年代の台湾文学の制限と突破
横の移植とモダニズムの発祥
モダニズム文学の拡張と深化
一九六〇年代の現代小説の芸術成果
著者等紹介
陳芳明[チンホウメイ]
台湾高雄出身、1947年生まれ。輔仁大学歴史系卒業、国立台湾大学歴史研究所碩士、アメリカワシントン大学歴史系博士課程修了。現在、国立政治大学研究所教授
下村作次郎[シモムラサクジロウ]
1949年和歌山県新宮市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。文学博士。現在、天理大学国際学部教授
野間信幸[ノマノブユキ]
1953年大阪市生まれ。関西大学大学院博士課程満期退学。現在、東洋大学文学部教授
三木直大[ミキナオタケ]
1951年大阪府生まれ。東京都立大学大学院博士課程満期退学。現在、広島大学大学院総合科学研究科教授
垂水千恵[タルミチエ]
1957年香川県生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。博士(人文科学)。現在、横浜国立大学国際戦略推進機構教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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