内容説明
日中韓海の共益と共存の道を探る。『黄河下流域の歴史と環境東アジア海文明への道』(東方書店、2007年)『東アジア海をめぐる交流の歴史的展開』(東方書店、2010年)に続く最終成果。
目次
1 東アジア海文明と環境への認識(東アジア海文明と環境への認識;土器からみた“東アジア海文明”の胎動期 ほか)
2 東アジア海文明と黄河(歴史における黄河流域の都市の興亡と環境の変遷;リモートセンシングデータを利用した前漢期黄河故河道復元 ほか)
3 東アジア海文明と東方大平原(春秋〓(かん)溝考
漢代における東アジア海文明の萌芽と〓(かん)溝の役割 ほか)
4 東アジア海文明と水利技術(銭塘江逆流と秦漢時代の江南;塢から見る東アジア海文明と水利技術 ほか)
5 東アジア海文明と災害・環境(自然災害と中国古代行政区画の変遷についての初探;歴史時代の中国川江流域と長江中下流域地区の洪水災害発生に関する研究 ほか)
著者等紹介
鶴間和幸[ツルマカズユキ]
1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科東洋史学専攻博士課程単位取得退学。博士(史学)。専門は、中国古代史。現在、学習院大学文学部教授
葛剣雄[カツケンユウ]
1945年生まれ。復旦大学歴史学博士。専門は、中国史・歴史地理・人口史・移民史。現在、復旦大学図書館館長・中国歴史地理研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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