出版社内容情報
大学生活はトラブルだらけ? 大学一年生=18歳はオトナの入口であり、入学のタイミングで自動車運転やアルバイトを始めるなど、成人として社会と関わるシーンが飛躍的に増えます。親の同意なく契約を結ぶこともできるようになり借金も可能なります。一方で権利と引き換えの義務・法律とも付き合っていかなければなりません。本書は、1年生~卒業までの大まかな時間軸をベースに、学内勧誘のリスク、アルバイトでよくあるトラブルから就活にかかわる法的ルール、結婚まで、学生生活の各ステージで起こりうるトラブルを想定しながら、単にトラブル回避に止まらない、オトナなら知っておきたい法律の知識と付き合い方を解説します。
目次
第1部 入学から1・2年生までに遭遇しそうな危険・トラブル(法律を学ぶ意義を考える 自分の身は自分で守る;大学生の法律的立場を理解する 「18歳」「20歳」になるということ;学内でのトラブルへの対処 身近なトラブルにどのように対処するか;アルバイトの労働条件 注意すべきチェックポイントを押さえる;消費者トラブルから身を守る どうすれば回避できるか)
第2部 就職活動から卒業までに遭遇しそうな危険・トラブル(就職活動に備える 法律を理解したうえで就職活動に臨む;大人としての自覚をもって行動する 大人として、ルール、法律を順守する;結婚・恋愛するとき これだけは知っておきたい法律;海外渡航におけるトラブル対策 「日本とは違う」ということを理解する;多様性と法律 多様性から生じる課題とどう向き合うか)
著者等紹介
天川勝志[アマカワカツシ]
聖徳大学ラーニングデザインセンター准教授、成蹊大学非常勤講師、株式会社ベネッセi‐キャリア講師、亜細亜大学非常勤講師。青山学院大学大学院法学研究科公法専攻博士前期課程修了。1990年、一般社団法人日本能率協会に入職。20年に渡り、ビジネスパーソン向けの教材開発、講師の育成等に従事。2011年、株式会社ナレッジ・ジャパン取締役として、代表の松澤宏一氏とともに、研修事業を展開。同年、株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社に入社し、大学生のキャリア教育、就職支援事業に従事。現在は「接続」をキーワードに、大学から社会への接続、高校から大学への接続など、移行時の円滑な接続、就職活動と自己肯定感との関連などについての支援、研究に取り組んでいる
本井克樹[モトイカツキ]
本井総合法律事務所代表弁護士。中央大学法学部法律学科卒業。大手不動産会社法務部、システム開発部等を経て、現在、弁護士(東京弁護士会所属)。中小企業の企業法務やIT法務に幅広い実績を有するとともに、東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会委員長、同紛争解決センター斡旋・仲裁人、同会社法研究部部員、同インターネット法律研究部部長、司法試験考査委員・司法試験予備試験考査委員(商法)等を歴任。中小企業庁の経営革新等支援機関としての認定も受けている。現在は看護学生のための法学テキストの共同執筆等、学生の法教育にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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