出版社内容情報
食品廃棄物の抑制や多様化する食生活への対応など、食に関する課題はさまざまであるが、そうした状況のなか技術やノウハウを進化させ、成長している中小企業を紹介する。
内容説明
常識を打ち破る中小企業のフードテック。食料自給率の低さ、フードロス、人手不足などフード業界は構造的な問題を抱えている。中小企業の強みを生かした発想でテクノロジーを駆使し、それらの解決に取り組む12社の事例は業界をどのように変革しようとしているのか。
目次
第1部 総論―フード業界の課題とテクノロジー、そして中小企業の発想(注目されるフードテック;フード業界の領域と特性;フードテックが挑む課題;不可能を可能にする技術;課題解決のプロセス;フードテックがもたらす便益;クロステックにおける中小企業の可能性)
第2部 事例編(事例1 食事制限があっても食を楽しめるように―(株)CAN EAT(東京都新宿区、アレルギー事故防止ITサービスの開発、運営)
事例2 需要予測で断ち切る不足の連鎖―(株)Goals(東京都港区、外食向け業務支援クラウドサービス)
事例3 データ分析で次世代の魚づくりに挑む―赤坂水産(有)(愛媛県西予市、マダイ、ヒラメの養殖)
事例4 つないで広げるフードロス削減の輪―バリュードライバーズ(株)(東京都千代田区、tabeloopの運営、インターネットマーケティング支援)
事例5 ロボットで食産業を魅力的な職場に―コネクテッドロボティクス(株)(東京都小金井市、食産業向けロボットの開発) ほか)
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