内容説明
平成の時代、経済の長期停滞や自然災害を乗り越えてきた小さな企業には顧客との太い絆があった。顧客と共に時代を駆け抜けてきた小企業から、令和の時代を生きる術を探る。
目次
第1部 総論―「選ばれる企業」はなぜ顧客と絆を結ぶことができたのか(変わる企業と顧客の関係;変わる企業と顧客の姿;立ち位置によって異なる「選ばれる企業」の条件;「選ばれる企業」にある五つの共通点;選ばれた先にあるもの)
第2部 事例編(ニッチ×全国;ニッチ×地元;マス×地元)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maimai
6
コロナ環境下で大変なこの時期。日本には多くの企業がありそのどれもが企業活動を行うことにより収益を上げていますが、選ばれる会社は顧客を重視した会社作りを行なっていると書いています。企業は規模数は違いますが、他書多様なビジネスを行なっていることやリスクの観点から新しい技術やサービスは中小企業の方が行いやすいと書かれています。大企業は信頼性の観点から新しい技術を生み出すことに関して保守的ですが、アメリカのシリコンバレーでは活発な開発で世界を驚かせています。日本にもそんな会社あったらいいな(願い2020/09/28
Go Extreme
0
企業数:1991年に523万社→2016年に359万社 25年で31.4%↓ 中規模企業と大企業:1991年以降横ばい 価格の安さが決め手にならず・自分のスタイルに合ったもの探す→小さな企業にとって好都合 ユーザーの範囲×商圏の範囲 マス×全国 ニッチ×全国:マニアックさと丁寧な接客 ニッチ×地元:水平展開の可能性と客観的評価の獲得 マス×地元:商圏を絞り情報感度を上げる 選ばれる企業共通点:顧客を選ぶ・自社をさらけ出す・ライフワークの実践を発信する アドボカシー活用・利用価値最大化 ホールドアップ回避2020/08/13