内容説明
早稲田大学ビジネススクールで経営者が語った講義録。国内はもとより海外でも高く評価される老舗企業の経営者が、自社のブランディングを語る!
目次
1 創業二百年 鎚起銅器の玉川堂―ブランディングとは、独自の世界観を構築して競争相手を作らないこと(二百年にわたり受け継がれる「鎚起銅器」の技術を今に;日々磨く、現代の職人としての感性 ほか)
2 創業三百年 香老舗松栄堂―ブランディングとは、地に足のついた歩みで自信のある日本の香りをお届けすること(作り手と、よき使い手;温故知新 ほか)
3 創業四百年 京唐紙の唐長―ブランディングとは、根っこを変えずに作って売ること(唐長について;ビルの外観に唐長文様が ほか)
4 創業四百四十年 甲州印伝の印傳屋上原勇七―ブランディングとは、伝統はしっかり受け継ぎながらも今のお客さまに評価いただける商品を提案し続けること(印傳屋上原勇七とは;伝統的技術技法の伝承 ほか)
著者等紹介
長沢伸也[ナガサワシンヤ]
1955年新潟市生まれ。早稲田大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科)および商学研究科博士後期課程商学専攻教授。同大学ラグジュアリーブランディング研究所所長。仏ESSECビジネススクール・パリ政治学院各客員教授を歴任。工学博士(早稲田大学)。専門はデザイン&ブランドイノベーション・マネジメント。商品開発・管理学会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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