出版社内容情報
主なフレームワークを選び、解説するとともに、実務には欠かせない財務コンサルティングの分析手法も紹介する。
平賀 均[ヒラガヒトシ]
内容説明
コンサルタントは、クライアント企業の現状と課題を論理的効率的に分析し、具体的かつ実効的な改善提案を行わなければならない。そのための基本的な経営診断手法(フレームワーク)を解説した、コンサルタントとコンサルタント志望者に贈る必携書、待望の新版!
目次
第1章 フレームワークとは何か(ロジカルシンキングとフレームワーク;経営診断プロセス)
第2章 コンサルタントの実践的フレームワークと活用例(PEST分析;5フォース ほか)
第3章 財務コンサルティングの主要分析手法と実例(財務比率分析;キャッシュフロー分析 ほか)
第4章 コンサルティングのケーススタディ(純喫茶「I」の復活;Y製作所の診断報告書 ほか)
著者等紹介
平賀均[ヒラガヒトシ]
早稲田大学卒業。早稲田大学ビジネススクール卒業。日本生命保険(相)、ニッセイ保険エージェンシー(株)を経て、2015年独立。中小企業診断士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、知的財産管理技能士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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uD
17
中小企業診断士の実務補習に備えて読んだがよくまとまっているという印象だった。「フレームワークとは思考の枠組みのことであり分析の切り口である」と冒頭にあるが全くその通りで、逆に言うとそれ以上のものを求めてはいけない、SWOTだってMECEだってそれだけでは価値がないと感じた。フレームワーク不要論はこの辺りの認識の齟齬から生じるんじゃなかろうかとも。 試験勉強時にも思ったことだけど、BSCの切り口は好きだなあ、積極的に使っている人はあまりいないイメージだけど網羅性高いから汎用性も高そうな…実践あるのみですね。2020/09/06
葉
4
経営診断報告会というケーススタディに載っている資料が面白かった。経営戦略・財務分析・生産と技術分析・人事と労務分析に分かれており、クライアントに提出する資料で綺麗にフレームワークを用いている。綺麗過ぎて自分なら逆に怖くなる。比較データや社員の人口バランスなどは工場ベースに表した方がわかりやすいと思った。2017/01/21
Yuichi Tomita
3
中小企業診断士のマスターコースの成果をまとめたもの。フレームワークの説明部分は、二次試験で学ぶ内容で目新しいものでは無い。が、第4部のケーススタディでは、フレームワークをどのように実務で使うのかというのを知ることが出来、大変有益である。 分析しただけでは意味がなく、どう行動すべきなのかを示せなければ意味が無いという当たり前のことを実感させられる。 二次試験を受験する方が読んでも良いのではないかと思う。2023/06/19
Studies
3
例がよい。2021/11/05
バグラチオン作戦
1
実務補修に向けて読んでみた。 職場で使えたら良いんだろうけど・・・。2018/12/28