出版社内容情報
第1部 ホンダにおける製品開発体制、開発プロセス、組織文化の継承
第1章 ホンダの組織形態とその運営
第2章 ホンダの製品開発プロセス
第3章 『ワイガヤ』を通じた組織文化の継承と人材育成
第2部 本田技研工業取締役専務執行役員 松本宜之氏のへのインタビュー
長澤伸也[ナガサワシンヤ]
早稲田大学ビジネススクール教授。工学博士。1955年新潟市生まれ。1978年早稲田大学卒業、1980年同大学院理工学研究科博士前期課程修了。立命館大学経営学部教授を経て、2003年より現職。おもな著書に『ブランド帝国の素顔』(日本経済新聞出版社)、『日産らしさ、ホンダらしさ』(同友館)など多数。
木野龍太郎[キノリュウタロウ]
1970年生まれ。福井県立大学経済学部准教授。
内容説明
創業者本田宗一郎亡き後も、「ホンダらしさ」を残し、「ホンダらしさ」を伝え、「ホンダらしさ」を活かすことで高い競争力に結びつけているホンダ。関係者へのヒアリングを通じて、その「ホンダらしさ」の深層に迫る!
目次
第1部 ホンダにおける製品開発体制、開発プロセス、組織文化の継承―「ホンダらしさ」の源泉を探る(ホンダの組織形態とその運営―皆、「自分が社長」と思っている会社;ホンダの製品開発プロセス―熱い想いを形にする;「ワイガヤ」を通じた組織文化の継承と人材育成―「ホンダらしさ」を残す、伝える、活かす)
第2部 本田技研工業(株)松本宜之専務へのインタビュー―「ホンダらしさ」のこれまでとこれから(松本専務のプロフィール;本田宗一郎の遺伝子継承;「評価会」と「ワイガヤ」;本田宗一郎と「ホンダらしさ」との関連;「俺が社長だ」というポリシー;「得手に帆を揚げて」苦手な分野を得意分野へ;「ホンダ」のブランド化)
付録 (『日産らしさ、ホンダらしさ』より)(ホンダの製品開発プロセス;ホンダの製品戦略と企業文化)
著者等紹介
長沢伸也[ナガサワシンヤ]
1980年早稲田大学大学院理工学研究科修了。立命館大学教授などを経て、早稲田大学大学院教授、商学研究科博士後期課程商学専攻マーケティング・国際ビジネス専修および経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール)教授。2008~09年仏ESSECビジネススクール・2014年パリ政治学院・2015年より立命館アジア太平洋大学各客員教授。2012年より早稲田大学ラグジュアリーブランディング研究所長。工学博士(早稲田大学)。専門はデザイン&ブランドイノベーション・マネジメント、環境ビジネス
木野龍太郎[キノリュウタロウ]
1999年立命館大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。立命館大学、滋賀職業能力開発短期大学校、京都経済短期大学などの非常勤講師、バンドー化学株式会社勤務を経て、2005年福井県立大学経済学部経営学科講師。現在、福井県立大学経済学部経営学科准教授、および福井県立大学大学院経済・経営学研究科兼担教員。経営学博士(立命館大学)。専門は生産管理論・工業経営論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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