嘉悦大学大学院叢書 文化視点のマーケティング論

上原 聡【著】

同友館（2015/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 155p／高さ 22cm
• 商品コード 9784496051388
• NDC分類 675
• Cコード C3034

出版社内容情報

これからの企業に求められる「売れるしくみづくり」=「マーケティング」に向けて何が必要か。グローバルとローカルがせめぎ合う時代の日本らしさを問い、解となりうるアイデアを示す。

目次

第１章　文化視点の商品・サービス開発（商品・サービス開発の仮説モデル；文化を創造した企業事例）
第２章　日本文化に関わる先行研究（地理的側面からの日本文化論；『風土』が示す他地域の文化特性；集団主義と個人主義；日本人の価値基準と心性；哲学思想アプローチによるインプリケーション）
第３章　固有文化と日本企業の戦略（日本的経営の特性と課題；日本企業の組織体質；日本的サービスの提供）
第４章　日本的美意識と和の思想（デザインと日本的美意識；ポストモダンと和の思想）
第５章　日本文化を活かすマーケティングに向けて（マーケティング・パラダイムの変遷；顧客になりきる相手の立場本位；イノベーションに必要な異質性と同感力；生活美と心地よさ）

著者等紹介

上原聡［ウエハラサトシ］
１９６７年神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了、専修大学大学院商学研究科博士課程修了。博士（商学）。日本交通公社（ＪＴＢ）を経て、学校法人慶應義塾で長年にわたり大学行政のマネジメントに従事。非営利組織における経営戦略の立案を数多く手がける。現在、嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授。専門分野は、マーケティング戦略論、消費者行動論。特に感情を考慮した心理学的なアプローチや文化論的なアプローチを研究の中心としている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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