目次
中小企業診断士を目指し、海外の中小企業支援活動に挑戦
10回目の挑戦で、やっとつかんだ国際協力のチャンス
渡航前の国内準備
現地到着 渡航前に描いていたイメージと現実のギャップに挑む
地方都市を回って、中小企業者の生の声を聴く
創業塾を開く
中小企業支援トライアルに皆で挑む
ナショナル・ワークショップで改善成果を発表する
これから先の展開と最終報告会
カメルーンの活動から学んだこと
いま日本で学んでいることと、今後活かしていけること
日本国内および開発途上国で学んだ中小企業支援における「見える化」の重要性
著者等紹介
吉村守[ヨシムラマモル]
JICA(元)専門家。1980年、京都大学工学部卒業。大手メーカーと中小製造業に合計30年間勤務した後、中小企業診断士として、国内企業の事業再生支援、新製品開発支援、経営革新支援などの実績を持つ。11の開発途上国で、5S・KAIZENなどの日本的手法を伝えるなどの中小企業振興支援活動にも参画した。このうち、パラグアイとカメルーンの案件はJICAの国際協力事業であり、専門家として業務に従事した。一般社団法人群馬県中小企業診断士協会、(株)ワールド・ビジネス・アソシエイツ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岩原@FIKA HOUSE
2
目指すか目指さざるか、ということで読んでみた。新興国支援。こういう働き方もあるんだなー。イメージと現実のギャップ、言葉や文化の違い等の課題の中、先進国のべき論を押し付けるのではなく、現地スタッフを巻き込んで成長のPDCAを回していく筆者の姿に共感しました。2015/06/28
クロモジ
0
図書館でふと中を覘いたところ、パラグアイのことが書いてあったので、思わず借りちゃいました。懐かしかったです。 この本のように、実りのある海外支援は定年後の方々もできそうではないか、と思いました。余裕があれば。2015/03/23
とある本棚
0
JICAに実際に応札した際の提案書についても言及があり、ニッチだがこの業界で働く人には参考になると思う。 KAIZENや5Sの途上国への具体的な導入例も勉強になる。平易な書き振りでページ数も多くなく、簡単に読み進められる。2021/03/10