内容説明
450年以上の歴史をもつ京友禅の老舗「千總」。きもの文化をリードしつづける、この伝統企業永続の秘密にインタビュー取材を通して実証的に迫った経営の書。
目次
1 サントリーの伊右衛門サロンが千總に出店した理由
2 450年以上前、千總はどのように始まったのか
3 友禅染めの複雑な工程と職人集団
4 きもの市場の落ち込みと問題点
5 逆境と苦境をどのように越えてきたか
6 平成のコラボレーション
7 450年間で初の小売進出
8 デザインへの執念
9 経営学のフレームワークによる千總の分析
著者等紹介
長沢伸也[ナガサワシンヤ]
1955年新潟市生まれ。早稲田大学ビジネススクール(大学院商学研究科ビジネス専攻)教授。工学博士(早稲田大学)。専門はデザイン&ブランド・イノベーション・マネジメント論、感性工学、環境ビジネス。日本感性工学会(参与・前副会長、感性商品研究部会最高顧問)、商品開発・管理学会(前理事)などの会員。2001年度日経品質管理文献賞受賞。2002年度日本感性工学会出版賞受賞。2003年度日本感性工学会論文賞受賞
石川雅一[イシカワマサカズ]
1957年、東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科中退。早稲田大学社会科学部卒。MBA(早稲田大学)。早大社会科学部在学中に朝日新聞社論文コンクール入選。外務省・日本商工会議所論文コンクール入選。1982年、NHK(日本放送協会)に取材職として入局。記者・報道カメラマン。松山局、高知局、東京報道局、アメリカ総局・ニューヨーク特派員、京都局を歴任。国際協力機構専門家としてアジア太平洋放送開発機構講師を重任し、アジア各国の放送局ジャーナリストを育成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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