内容説明
夢を失いかけた一人の若手起業家が、ある時ビジネスの神様だという「えびす」と名乗る奇妙なオッサンに出会う。ひょんなことから経営学を身につけるべくえびす神からMBAの指導を受けることになった。シュンペーター、ドラッカー、ポーター、アンゾフ、コトラー…の理論に触れるうち、失いかけていた情熱を再び取り戻す。そして、若手起業家は未来と人生を切り開くために新たな困難に挑戦する決意を固める。キーワードであるイノベーション(不可能を可能にする力)を胸に抱いて…。
目次
出逢い
夢に向けて
イノベーション
経営戦略
マーケティング
ファイナンス・アカウンティング
経営組織
企業倫理・コンプライアンス
CSR・サステイナビリティ
メンター
起業家の成功要因
旅立ち
著者等紹介
越尾英明[コシオヒデアキ]
1962年東京生まれ。法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科経営学修士(MBA)。総合証券会社にて10年間、株式、債券、株式公開業務に従事。ロンドン1年、香港3年間の海外勤務を通じて国際金融経験も豊富。その後、ソニー半導体取扱高大手電子部品商社で経営企画室長として10年間に亘り、コーポレートファイナンス、M&A、IPO、EMS、事業再生、その他各種経営改革を推進。2005年7月にベンチャー企業・中小企業支援コンサルティングを主力事業とする「株式会社ワークスブレインズ」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yuchan
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前書きによると「夢をかなえるゾウ」を模倣したらしい。妙な神様が家に住み着く、元教え子の有名人を愛称で呼び思い出話しをするなど完全にパクリ。内容は神様が一方的に話し主人公は「へぇ」「なるほど」と相槌を打つだけで、成長の様子などの物語性はゼロ。終いには相槌のバリエーションも尽きたようで「・・・・」が連続する。説明も具体性に乏しく、物語り風にしたメリットも特に無い。要するに漫然とした説明を関西弁風口語にし、数行おきに聞き手の相槌を入れたただけという悪い冗談のような本。著者や出版社の良識を疑う。2010/10/02