内容説明
個々の企業の問題点をとらえる極意はここにある!今こそ、“状況定義能力”を鍛えよ!あなたの言葉は、社長に届いていますか?船井幸雄氏初の「計数力」を鍛える書。
目次
第1章 恐慌を生き抜くための「鳥の目」計数力
第2章 計数力不足の現場は収斂のない議論が支配する「虫の目」計数力
第3章 「虫の目」計数力を操る
第4章 ケースワーク
第5章 「虫の目」と「鳥の目」結論は一致するか
第6章 「計数力」は戦略思考への出発点
第7章 状況定義能力が権威を生み、権威が報酬を生む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cookle
1
財務諸表の各項目に重み係数をかけて統合することで企業を総合評価すると書いてあるが、その係数の決め方が不明。にもかかわらず総合評価の結果の数字やその見方を説明されても正しいかどうかわからない。残念。2009/10/24
ミチル
1
営業効率、資本効率、生産効率、資産効率、流動性、安全性の各指標に係数をかけて企業力を総合評価すべき・・・と謳っているが、その係数が不明。読む意味のない本。2009/08/16
凡人
0
企業の財務的な数値から作成される総合力や各種効率を判定するのはとても大事なことということは分かった。しかし、その算出方法が書かれていないので、なんともしようがない。ケースが書かれているが、これでは解けない。2018/09/19
秋
0
マンデルフレミング理論も知らないレベルだったので、「経済政策(金融政策)と企業業績の関係って、こんなにシンプルだったの?」と目から鱗が落ちた一冊。 「政策金利を緩和すれば企業業績が回復する傾向がある」という相関関係を説明していたが、既にマイナス金利政策→マネタリベース→長期金利と政策ターゲットが移っているため、解説内容が旬を過ぎてしまっていた。 現状の経済政策に関する「鳥の目」による計数力を解説する本があれば読んでみたい。2018/03/02