内容説明
日本人管理職が、異文化環境で管理していかなければならない人々は、それぞれ違った心や文化を身の内に持っている。本書は、現地ヒアリング調査に基づいて、日本人、インド人、中国人のそれぞれの管理職が直面する文化的要因に基づく諸問題を明らかにした。
目次
第1章 インド進出日系企業における異文化マネジメントと人材育成(インド人従業員の管理方法と文化的価値観;インド人従業員のモチベーション管理 ほか)
第2章 中国進出日系企業における異文化マネジメントと人材育成(日本的な感覚と中国人従業員の心理的抵抗;日本人管理職の感覚と中国人従業員の反応 ほか)
第3章 インド・中国進出日系企業における効果的な異文化マネジメント研修(グローバル人材育成のプログラム;人間尊重を実行に移す方法 ほか)
第4章 グローバル時代におけるバーチャルリーダーの役割と育成法(バーチャルリーダーの役割;バーチャルチームにおける異文化的要素の影響 ほか)
第5章 組織DNAのグローバル展開と浸透戦略(組織DNA診断ツール;V社の組織DNA ほか)
著者等紹介
海野素央[ウンノモトオ]
明治大学政治経済学部教授、心理学博士。アメリカン大学(ワシントンDC)客員研究員(08~)。専門は、異文化間コミュニケーション論、異文化ビジネス論、産業・組織心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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