内容説明
日本中小企業学会第24回全国大会は、昨年2004年10月9日・10日、関東学院大学金沢八景キャンパスにおいて開催された。本書は、第24回全国大会の研究報告とそこでの討論をふまえ、執筆された論文を掲載したものである。
目次
統一論題:中小企業と知的財産(中小企業の共同研究開発と知的財産;金型技術の国際移転と知的財産権―技術移転の位相別事例の検討;バイオベンチャーの知的財産創出と戦略的活用上の課題―日米比較によるデスバレー―克服のためのIP管理手法について)
自由論題(サイエンスパークがNTBFに与える経済効果;イノベーションと地域エージェント・システム―ドイツ・フラウンホーファー応用研究機構の事例から;特定産業の集積に関する国際比較―イタリアと日本の工作機械産業の場合 ほか)
報告要旨(産地縮小と地域内企業の新たな胎動―旭川家具産地における産学官連携の存在と「北欧調家具」の展開;『第三のイタリア』モデルのグローバル化への『適応性』と『規範性』を問う;中国文化産業の現状と発展促進政策の考察―WTO加盟と中小企業政策の影響を巡って ほか)