日産らしさ、ホンダらしさ―製品開発を担うプロダクト・マネジャーたち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784496036460
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C3034

内容説明

自動車メーカーにおいて、製品開発はどのように進められているのか?そして製品開発担当者には、どのような資質、能力が求められるのか?クルマづくりに情熱を燃やす、日産とホンダの第一線の開発担当者へのヒアリングにより、その実像に迫る。

目次

第1部 日産の製品開発(日産のプロダクト・マネジャーの役割;日産のプロダクト・マネジャーの資質;ゴーン体制での製品開発体制)
第2部 ホンダの製品開発―「フィット」を事例として(ホンダの製品開発プロセス;ホンダの製品戦略と企業文化)

著者等紹介

長沢伸也[ナガサワシンヤ]
1955年9月生まれ。1978年早稲田大学理工学部卒業。1980年早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。1986年環境アセスメント手法の研究で工学博士。1995年立命館大学経営学部教授。2003年早稲田大学ビジネススクール(経営専門職大学院)教授、現在に至る。専門は新商品・新事業開発マネジメントおよび方法論、環境ビジネス論。日本感性工学会(理事、感性商品研究部会長)、日本デザイン学会(評議員)、商品開発・管理学会などの会員。デミング賞委員会委員。平成13年度日経品質管理文献賞受賞。平成14年度日本感性工学会出版賞受賞。平成15年度日本感性工学会論文賞受賞

木野龍太郎[キノリュウタロウ]
1970年10月生まれ。1994年立命館大学経営学部卒業。1996年立命館大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。1999年立命館大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。自動車企業におけるモジュール化の研究で博士(経営学)。立命館大学経営学部非常勤講師。2002年バンドー化学株式会社BPS推進室勤務、現在に至る。専門は生産システム論。日本経営学会、および工業経営研究学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kouhy

0
自動車OEMの開発体制は車両単位×技術部署の縦横構造になっている。 日産は車種統括(CVE)が権限をもつ。CVEは車両PF(プラットフォーム)単位で車種を統括するためPF単位での最適化が行い易い。この点で現在流行りのモジュール化はPF単位では実行しやすいが超PFでのモジュール化は起こりにくい。 一方のホンダは車種統括(LPL)が1車種毎に開発を行うが、開発上の重要権限はLPLではなく技術部署(エンジン、ミッション等)の上位にある技術評価部署が握っている。彼らは開発全体を見るため全体のモジュール化が可能だ2012/02/17

K

0
日産らしさと、ホンダらしさが分かりやすく解説されている。日産らしさの章には今話題のゴーンさんが起した改革も。2019/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/200528
  • ご注意事項

最近チェックした商品