内容説明
人類は今、失敗の許されないチャレンジに向かって歩き始めている。環境問題の主要なテーマについて現状を解説し、具体的な解決策を提示。
目次
第１章 残留性有機汚染物質を生む現代文明と生活文化
第２章 食料増産のストレスで地球の窒素サイクルに異変
第３章 飢えと過食から逃れるために
第４章 節度がもたらす豊かさ「何でも選べる」不安と貧しさ
第５章 海面上昇によって崩壊が予測される海岸部
第６章 両生類が消えていく
第７章 人口大国のインドと中国にエイズが侵入
第８章 風力発電産業で働く
第９章 二一世紀のエネルギー、水素への挑戦
著者等紹介
フレイビン，クリストファー［フレイビン，クリストファー］［Ｆｌａｖｉｎ，Ｃｈｒｉｓｔｏｐｈｅｒ］
１９７７年ウイリアムズ大学卒業（経済学と生物学専攻）後、ワールドウォッチ研究所へ。１９８９年同副所長就任。２０００年所長就任。国連開発計画のエネルギー政策コンサルタント。１９９２年の地球サミット、１９９７年の京都会議に研究所代表として参加
高木善之［タカギヨシユキ］
ネットワーク『地球村』代表。１９７０年大阪大学基礎工学部卒業、松下電器入社。１９８１年交通事故で１年間入院を機に環境問題、国際問題、平和問題に取り組む。１９９１年環境と平和の市民ネットワーク『地球村』設立。世界平和の実現に向けて、世界中の市民やＮＧＯが世界規模の市民ネットワークを作る『地球市民国連』構築を呼びかけている
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