内容説明
“街づくり”の流れが変わった。キーワードは都市化から「都市型社会への転換」である。国も本腰を入れて取り組んでいる。地域はどう関わるか。本書は、市街地整備と商業の活性化を一体的に進める手法を述べ、合わせてTMOの鍵を握る事業計画と収支計画のシミュレーション、またテナントミックスまで踏み込み“実践的ノウハウ”を公開。
目次
序章 中心地市街地活性化をどう計るか―都市型社会への転換と街づくり
第1章 中心市街地活性化の道筋―街区と商業集積は表裏一体
第2章 中心商店街の存在価値と魅力―商店街の温故知新と先見後顧
第3章 中心商店街再生の戦略―未来を見据えて計画を決める
第4章 実践的TMOづくりの考え方と在り方
第5章 TMOの事業収支計画―採算計画3つのケース
第6章 テナントミックス管理の考え方と実際
第7章 中心市街地活性化の支援制度
著者等紹介
大川道一[オオカワミチカズ]
1990年、流通経済大学経済学部経営学科卒業。同年4月、(株)赤松店舗研究所(現・(株)ジオ・アカマツ)入社。1991年4月東京デザイナー学院建築デザイン科入学、93年同校卒業。93年(株)中村店装入社し商業施設開発を経て、現在、街づくり研究所研究員として商業問題に従事。共著に「商業診断総合事例問題集」(1999年、日本マンパワー出版)
宮庄秀一[ミヤショウヒデカズ]
1964年、千葉商科大学商経学部経済学科卒業。同年、(株)イトーヨーカ堂入社、店舗企画部総括マネジャーを歴任(出店計画・店舗開発に従事:17年間)、1981年、(株)マイカル(旧(株)ニチイ)の東部店舗企画部長、東部地域開発部長(9年間)を歴任。現在、(株)フェスティバル・マート21総合研究所代表取締役
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