内容説明
株式売買の技術を上達させることは、決心さえすれば誰でもできます。著者が30年間も売買を続け、苦しんで苦しんで得た貴重な結論を余さず公開。
目次
第1部 研究と試行錯誤
第2部 売買の定石
第3部売買技法の上達
第4部 建て玉の操作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
28
1950年代ごろから副業で株式投資を始めた著者が職場での事故で退職した後に専業になるための研究と試行錯誤の記録。売買の記録も公開し、具体的な数字も示していて、株式売買の経験者にはきっとわかりやすい内容ですが、自分に何の知識もなく手に取ったため、ナンピン、ツナギ、手仕舞い、売り玉といった頻出用語を理解できないまま強引に読了。株式売買において①基本を知ること ②練習すること ③自分の売買を固めること ④実践に応用できるようになること ⑤上手な人の売買を見ること ⑥現実の値動きに合わせらるようになること ⇒ 2021/08/24
ひとしろっく
9
その時の情勢、銘柄、タイミング、方法、性格。どれかひとつでも違えば同じ結果にはならない。他人のやり方を真似るのでは無く、自分なりの相場への向き合い方を探すことを読者に強く投げかける。著者の売買記録も掲載されているが、自分ならこのやり方はしないと思えたことは大きな収穫である。2020/11/20
東雲
5
株式投資に真剣に取り組む人なら必ずといってもいいほど読んでいる本らしいので読んでみた。なるほど昭和40年代初版の発行だけど数年おきに刷りを重ねている。サラリーマンで”当て屋”くずれだった著者が本物の相場師になるノンフィクションといってもいい。実際の売買に使われた場帖や玉帖が複数掲載されている。ゆっくりとしか読めなかったので後半はちんぷんかんぷんになった。失敗と成功は五分五分で、プロであろうと何年たっても悩むものらしい。これでタイトルと表紙がよければもっとたくさんの人が手にとったに違いない。2013/05/10
Tomohiro_Y
4
分割売買をこれで知りました。初心者向け?かなぁ~?とは思いますが、成功したってのは本当でしょう。内容も面白いです。成功した人の売買記録が書かれている本はこれくらいしか読んだことないので、重宝しています。
投資家M(ミニマリスト×読書家)
3
読み物としては面白い。 そして分割売買は今も有効な手法だと思う ゲテモノキワモノは取れそうで取れない初心者が選ぶ。 これも今だに年間でいくつもこうゆう銘柄が有り、見事に捕まってる人が大勢いる ただ、やはりこの人も売買せず買い持ちしてた方が資産は増加してたのではないかと思ってしまう 手法はうねり取りの手法なんだと思うけど、私の目的は資産を増やす事なのでその観点からするとあまり読まなくても良い本だったかなと思う2024/04/03