内容説明
本書は、昭和61年10月4日、5日の2日間、東大阪市の近畿大学商経学部で開催された日本中小企業学会の第6回全国大会での研究発表をとりまとめたものである。
目次
新しい生産システムと中小企業―状況変化を捉える新しいフレームワークの構築に向けて
情報化と中小小売商業経営―POSシステムを中心に
オンライン・ネットワーク化の進展と下請中小企業への影響
中小企業研究の方法
中小工業から中小企業への転換に関する歴史的背景と意義
わが国の輸出産業と中小企業
国際分業の進展と輸出中小企業の対応―自動車・同部品工業を一事例として
新しい中小企業問題の発生―営業費問題の出現
中小企業の経理調査の意味と問題点―商法・有限会社法改正試案の吟味を中心として
中小製造業における企業内教育に対する従業員意識
日本資本主義と地方中小私鉄の成立―三重県域における一事例
家庭用仏壇製造業の現状と展望―川辺仏壇産地(鹿児島県川辺町)・秋田仏壇産地(秋田県稲川町)を中心として
地方印刷業界における技術革新及び高度情報化社会への対応
台湾の中小企業
神奈川県における中小企業―異業種交流促進政策の特徴